
- Campeonato Brasileiro Serie A 2024ブラジル全国選手権 1部 2024

終了間際に先制した首位ボタフォゴ 元横浜FCフェリッピ・ビゼウのゴールで追いつかれる
カンピオナート・ブラジレイロ 2024 第30節 ボタフォゴ 1-1 クリシウーマ

▲ 終了間際に値千金の同点ゴールをヘディングで決めた元横浜FCのフェリッピ・ビゼウ(写真提供:Chute de Placa)
前半はボタフォゴが序盤から畳みかける攻撃を展開したが、相手の堅守を崩しきれず。対するクリシウーマにもチャンスはあったが、23分にフェリッピ・マテウスが打ったシュートはわずかにクロスバーを越えて先制できず。0-0 で後半を迎えた。
後半は一進一退の攻防になり、互いに決定機を演出していった。ボタフォゴは59分にブラジル代表MFルイス・エンリーキがルーズボールに反応したが、左足でのミドルシュートはキーパーに弾き出されてしまう。80分にはチキーニョ・ソアーレスが右足で直接フリーキックを放ったが、ボールはクロスバーの上を通過してチャンスを生かせない。
それでもボタフォゴは92分、左からのクロスにブラジル代表FWイーゴル・ジェズスが競ってキーパーのキャッチを邪魔すると、ルーズボールをチキーニョ・ソアーレスが頭でゴールに押し込み先制した。
しかし、スタジアムを包み込んだ大歓声はすぐため息に変わった。94分、右サイドに開いてパスを受けたコンゴ代表FWヤニク・ボラシエが右足でクロスを上げると、元横浜FCのフェリッピ・ビゼウがヘディングシュートを決めて敗北を免れた。
ボタフォゴは勝ちきれなかったが首位を堅守。引き分けに持ち込んだクリシウーマは暫定で11位につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2024 第30節 (2024/10/19) | ||
---|---|---|
ボタフォゴ | 1-1 | クリシウーマ |
ジョン | GK | グスターボ |
ビチーニョ (カルロス・アウベルト) アドリエウソン アレキサンデル・バルボーサ アレックス・テリス (クイアバーノ) |
DF |
クラウジーニョ (ジョナタン) ホドリーゴ トビアス・フィゲイレード ミゲル・トラウコ |
グレゴーリ マルロン・フレイタス (チェ・チェ) ルイス・エンリーキ ジェフェルソン・サバリーノ (エドゥアルド) ティアゴ・アルマーダ (チキーニョ・ソアーレス) |
MF |
イーゴル・メリタン (バヘート) ホナウジ・ロペス フェリッピ・マテウス (ワリソン・マイア) マルセーロ・エルメス |
イーゴル・ジェズス | FW |
アウラーノ (フェリッピ・ビゼウ) アルトゥール・カイキ (ヤニク・ボラシエ ) |
チキーニョ・ソアーレス 90+2 | ゴール | 90+4 フェリッピ・ビゼウ |
アレキサンデル・バルボーサ | イエロー カード |
アウラーノ フェリッピ・ビゼウ |
アルトゥール・ジョルジェ | 監督 | クラウジオ・テンカッチ |
主審: マテウス・デルガード・カンダンサン 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2024.10.19
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部