CONMEBOL Libertadores 2025コンメボル・リベルタドーレス 2025

4月8〜10日に行われたリベルタドーレスのグループリーグ第2節 。ブラジルのポルト・アレグレで行われた「インテルナシオナウ × アトレティコ・ナシオナル」は、アラン・パトリッキのハットトリックでインテルナシオナウが快勝した。

開始直後から一進一退の攻防が繰り広げられた前半、インテルナシオナウは18分にスルーパスでペナルティエリアに入ったウェズレイがカットインで2人をかわしてシュートに持ち込んだが、枠を捉えたボールはキーパーに阻まれた。対するアトレティコ・ナシオナルは28分に元コロンビア代表MFエドウィン・カルドーナがミドルレンジで右足を振り抜いたが、ボールはキーパーにキャッチされた。36分にはマリーノ・イネストローサがペナルティエリアの手前で右足を振り抜いたが、またもキーパーにキャッチされた。

試合が動いたのは後半。開始早々に縦パスに反応したウェズレイが右サイドを上がってペナルティエリアに入ると、背後からウィリアン・テシージョのスライディングを受けて転倒。このファウルで得たPKをアラン・パトリッキが決めて、50分に先制した。

アトレティコ・ナシオナルは53分にカウンターから決定的な場面を作り出したが、最終ラインの裏へ抜け出してキーパーと1対1になったケビン・ビベーロスのシュートは距離を詰めたキーパーにブロックされて追いつけない。60分には左からのクロスで右サイドからペナルティエリアへ駆け込んだマリーノ・イネストローサが右足でボレーシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。

ところがアトレティコ・ナシオナルは65分にビチーニョを背後から削ったマリーノ・イネストローサが、VARチェックの結果レッドカードを出されてしまい数的不利に陥った。

すると数的有利を得たインテルナシオナウは80分、ドリブルでペナルティエリアに侵入したビチーニョがダイロン・アスプリージャのチャージで転倒すると、このファウルで得たPKをアラン・パトリッキが再び決めてリードを広げた。

さらにインテルナシオナウは88分、右サイドでのワンツーで最終ラインの裏へ抜け出したブライアン・アギーレが中央に折り返したボールを、アラン・パトリッキが右足でゴールに流し込んで勝利を決定づけた。

快勝したインテルナシオナウはグループFで首位に浮上。完敗のアトレティコ・ナシオナルは3位に後退した。

コンメボル・リベルタドーレス 2025 グループリーグ第2節　（2025/04/10）
インテルナシオナウ （ブラジル）	3-0	アトレティコ・ナシオナル （コロンビア）
アントーニ	GK	ダビ・オスピーナ
ブライアン・アギーレ アグスティン・ロヘル （クレイトン・サンパイオ） ビタン アレキサンドロ・ベルナベイ	DF	アンドレス・ロマン ファン・ホセ・アリアス ウィリアン・テシージョ カミーロ・カンディード
フェルナンド ブルーノ・エンリーキ （ホナウド） アラン・パトリッキ	MF	ホルマン・カンプサーノ ファン・サパタ （エルキン・リベーロ） エドウィン・カルドーナ （アンドレス・サルミエント）
ウェズレイ （ブルーノ・タバータ） エネル・バレンシア （ラファエル・サントス・ボレー） ホアン・カルボネーロ （ビチーニョ）	FW	マリーノ・イネストローサ アルフレード・モレーロス （ダイロン・アスプリージャ） ケビン・ビベーロス
（PK）アラン・パトリッキ　50 （PK）アラン・パトリッキ　81 アラン・パトリッキ　88	ゴール
ホアン・カルボネーロ アレキサンドロ・ベルナベイ アグスティン・ロヘル ラファエル・サントス・ボレー	イエロー カード	エドウィン・カルドーナ エルキン・リベーロ
	レッド カード	マリーノ・イネストローサ ハビエル・ガンドルフィ
ホージェル・マシャード	監督	ハビエル・ガンドルフィ
主審：　フェリペ・ゴンサーレス　（チリ ） 会場：　エスタジオ・ベイラ・リオ　（ポルト・アレグレ ）