Campeonato Brasileiro Serie A 2025ブラジル全国選手権 1部 2025

10月15〜16日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第28節。サンパウロ州の州都サンパウロで行われた「パウメイラス×レッドブル・ブラガンチーノ」は、ブラジル代表FWビットル・ホッキの2ゴールなどでパウメイラスが圧勝した。

2分にウルグアイ代表DFホアキン・ピケレスのシュートで攻撃の口火を切ったパウメイラスに対し、レッドブル・ブラガンチーノは9分にエリッキ・ハミーリスのミドルシュートで応戦。パウメイラスは13分にビットル・ホッキのシュートで相手ゴールを脅かすと、その後はボールを支配して主導権を握った。

レッドブル・ブラガンチーノには24分に絶好機が訪れたが、コーナーキックをジュニーニョ・カピシャーバが左足で流すと、最後はルーカス・バルボーザがゴールエリアでヘディングシュート。しかしボールはわずかに枠を捉えられなかった。それでも35分、クロスに合わせたティアゴ・ボルバスのヘディングシュートがブルーノ・フッチスのハンドを誘うと、VARのオンフィールドレビューで確認した主審はPKを指示。ジョン・ジョンがPKを決めて、レッドブル・ブラガンチーノが敵地で先制した。

先制を許したパウメイラスは、ハーフタイムに入る前に追いついた。前半のアディショナルタイムにコーナーキックを得ると、ショートコーナーからマウリシオが左足で上げたアーリークロスにブルーノ・フッチスが頭で合わせてゴールに沈めた。

後半はパウメイラスがゴールラッシュを披露。まずは58分、相手のクリアボールを押し戻してマウリシオがパスを出すと、前線に残っていたムリーロが右足を振り抜き、相手に当たって生まれたルーズボールをビットル・ホッキが右足で合わせてゴール隅に流し込んだ。

73分には右サイドからドリブルでカットインしたアラン・エリーアスがパスを出して、ビットル・ホッキがスルーで 左サイドへ流すと、ペナルティエリア付近で受けたフェリッピ・アンデルソンが右足でファーサイドのゴールネットを揺らし 3-1 。84分にはカウンターからビットル・ホッキが右足でシュートを打つと、キーパーが弾くもこぼれ球をアルゼンチン代表FWホセ・マヌエル・ロペスが左足で無人のゴールに蹴り込んで 4-1 とした。

極めつけは89分。アラン・エリーアスが右サイドからドリブルでペナルティエリアの右側に達して中央へパスを出すと、ビットル・ホッキは7人に囲まれながらドリブル突破でキーパーと1対1になり、右足でゴールを陥れた。

圧勝したパウメイラスは首位を堅守。2位フラメンゴも勝ったが、勝ち点3差を保っている。

カンピオナート・ブラジレイロ 2025　第28節　（2025/10/15）
パウメイラス	5-1	レッドブル・ブラガンチーノ
ウェベルトン	GK	ルコン
アグスティン・ジアイ ムリーロ ミカエウ ホアキン・ピケレス	DF	アンドレス・ウルタード  ペドロ・エンリーキ グスマン・ロドリゲス  （アリックス・ビニシウス） バンデルラン
ブルーノ・フッチス （アニーバル・モレーノ） アンドレアス・ペレイラ （エミリアーノ・マルティネス） ハファエウ・ベイガ （アラン・エリーアス） フェリッピ・アンデルソン （ラモン・ソサ） マウリシオ （ホセ・マヌエル・ロペス）	MF	ガブリエウ （エドゥアルド・サッシャ） ジュニーニョ・カピシャーバ （プラシェジス） エリッキ・ハミーリス ジョン・ジョン
ビットル・ホッキ	FW	ルーカス・バルボーザ （エンリ・モスケーラ ） ティアゴ・ボルバス  （フェルナンド）
ブルーノ・フッチス　45+5 ビットル・ホッキ　58 フェリッピ・アンデルソン　73 ホセ・マヌエル・ロペス　84 ビットル・ホッキ　89	ゴール	38　ジョン・ジョン（PK）
ムリーロ アンドレアス・ペレイラ	イエロー カード	ティアゴ・ボルバス  ルーカス・バルボーザ ガブリエウ ジョン・ジョン
アベル・フェレイラ	監督	フェルナンド・セアブラ
主審：　ハファエウ・クラウス 会場：　アリアンツ・パルキ　（サンパウロ）