
- Copa Libertadores 2014コパ・リベルタドーレス 2014

卑劣な人種差別に制裁 罰金+スタジアム使用禁止の厳罰が下る
リベルタドーレスの試合中に発生した人種差別行為に対して CONMEBOL(南米サッカー連盟)が制裁内容を発表
▲ 後半途中からピッチに登場したチンガ(右)を待ち受けていたのは、ペルー人による悪質な人種差別行為だった
人種差別行為が発生したのは2月12日にペルーのクスコで行われたグループリーグ第1節「レアル・ガルシラッソ vs クルゼイロ」の試合中。後半、ヒカルド・ゴラールに代わってピッチに登場したチンガがボールに関与するたびに、スタンドのペルー人たちからは猿の鳴き声に似せた嫌がらせが轟いた。ほかには猿の動きを模倣する観客まで続出。一連の嫌がらせは試合終了まで収まらなかった。
黒人選手を標的にした人種差別行為は物議を醸し、クルゼイロのマルセーロ・オリベイラ監督を初めブラジルのジウマ・ルセフ大統領やペルーのオジャンタ・ウマーラ大統領、さらにはクルゼイロの宿敵であるアトレチコ・ミネイロの会長までもがこの人種差別行為を批判した。
リベルタドーレスを主催する CONMEBOL は、事態を重く見て実態の調査を開始。そして一連の事実を把握したFIFA(国際サッカー連盟)は、当該サポーターの応援するクラブチーム(レアル・ガルシラッソ)に対して厳しい処分を科すよう CONMEBOL に通達していた。
▲ ペルーのクスコで卑劣な人種差別を受けたチンガ。1999年には川崎フロンターレでもプレイしていたことがある
36歳になるチンガことパウロ・セーザル・フォンセカ・ド・ナシメントは先祖がアフリカ人の血を引くブラジル人選手で、1999〜2000年には川崎フロンターレでプレイしていたこともあるベテラン。2000年代後半にはボルシア・ドルトムントで活躍しており、欧州サッカーファンの間でも知られている選手である。
今回の処分発表を受けて現地メディアの取材に応じたチンガは「レアル・ガルシラッソに下された処分が私の負った傷を癒してくれるわけではないし、対象のチームだけを叩いても根本的な問題の解決にはならないと考えている」と述べている。
▼ CONMEBOL.com (南米サッカー連盟の公式サイト) に掲載された人種差別行為への制裁決定記事 (英語)
Disciplinary TribUANL punishes Real Garcilaso
▼ 今回の問題が発生した2月12日の試合レビュー
グループリーグ第1節 レアル・ガルシラッソ 2-1 クルゼイロ
2014.03.24
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