
- Torneo Intermedio 2017トルネオ・インテルメディオ 2017

中間の冬季リーグ決勝 レコバの古巣ナシオナル・モンテビデオが接戦を制して優勝
ウルグアイ トルネオ・インテルメディオ 2017 決勝 デフェンソール・スポルティン 0-1 ナシオナル・モンテビデオ

▲ 優勝トロフィーとともに集合写真に収まるナシオナル・モンテビデオの選手たち
国内最大のスタジアムであるセンテナリオでの一発勝負となった試合は、序盤から激しいぶつかり合いが見られて鼻から出血する選手も出た。ナシオナルは9分にカウンターから波状攻撃に持ち込むも、立て続けに放った3本のシュートはいずれもゴールに至らず。デフェンソールがボールを支配してナシオナルがカウンターを重視した前半は、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半も両者の守備は堅く、息の詰まる攻防は続いた。デフェンソールは2人、ナシオナルは1人の交代枠を使って迎えた69分にゴールが生まれた。左サイドでタテにボールを運んだナシオナルは、途中出場のケビン・ラミーレスがワンツーで最終ラインの裏へ抜け出すと、キーパーが飛び出してきたのを見て中央にパスを出した。これをロドリーゴ・アギーレが無人のゴールに押し込んで、ナシオナルが先制した。デフェンソールはケビン・ラミーレスのオフサイドを主張したが、判定は覆らなかった。
デフェンソールは4分設けられた後半のアディショナルタイムにパワープレイを続けたが、チャンスを生かせず。逆にセットプレイで相手のゴール前まで上がっていたGKギジェルモ・レジェスがカウンターを阻もうとスライディングタックルで相手の足を削り、2枚目のイエローカードをもらって退場になる一幕もあった。
2017年のウルグアイ1部リーグは、コカ・コーラ社がメインスポンサーとなって Copa Coca-Cola として開催中。アペルトゥーラ(前期)とインテルメディオ(中間の冬季リーグ)が終わり、8月19日からはクラウスーラ(後期)が開幕する予定となっている。
ウルグアイ トルネオ・インテルメディオ 2017 決勝 (2017/07/16) | ||
---|---|---|
デフェンソール・スポルティン | 0-1 | ナシオナル・モンテビデオ |
ギジェルモ・レジェス | GK | エステバン・コンデ |
ギジェルモ・デ・ロス・サントス (エクトル・アクーニャ) ゴンサーロ・マウレーラ アンドレス・ラマス |
DF |
ホルヘ・フシーレ (ゴンサーロ・ポラス) ラファエル・ガルシア ディエゴ・ポレンタ アルフォンソ・エスピーノ |
マティアス・スニーノ マルティン・ラブニャル カルロス・ベナビデス マティアス・スアーレス |
MF |
セバスティアン・ロドリゲス ディエゴ・アリスメンディ フェリペ・カルバージョ (アルバロ・ゴンサーレス) |
マティアス・カブレーラ (ファクンド・カストロ) ゴンサーロ・カルネイロ ゴンサーロ・ブエーノ (アイルトン・コウゴ) |
FW |
タバレー・ビウーデス セバスティアン・フェルナンデス (ケビン・ラミーレス) ロドリーゴ・アギーレ |
ゴール | 69 ロドリーゴ・アギーレ | |
ギジェルモ・デ・ロス・サントス カルロス・ベナビデス マティアス・スニーノ ギジェルモ・レジェス アイルトン・コウゴ ゴンサーロ・カルネイロ マルティン・ラブニャル |
イエロー カード |
セバスティアン・フェルナンデス ホルヘ・フシーレ ディエゴ・ポレンタ |
ギジェルモ・デ・ロス・サントス ギジェルモ・レジェス |
レッド カード |
|
エドゥアルド・アセベード | 監督 | マルティン・ラサルテ |
主審: レオダン・ゴンサーレス 会場: エスタディオ・センテナリオ (モンテビデオ) |
2017.07.16
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 9月7日からリーグの公式戦が中断しているウルグアイ 最低年俸のアップを求めてのストライキが理由ウルグアイ1部リーグ 2023
- 肉を食ってこそのウルグアイ W杯期間中カタールに約1トンのウルグアイ牛を供給する調整で一致ウルグアイ代表
- ナシオナルが2022年の年間王者に君臨 ウルグアイ代表FWルイス・スアーレスは2ゴールで優勝に貢献ウルグアイ1部リーグ 2022
- 名門ナシオナルが最終節を待たずに優勝決定 ルイス・スアーレスは家族らと記念撮影に興じるウルグアイ1部リーグ 2022
- ウルグアイ代表FWルイス・スアーレスのボレーシュートで接戦を制したナシオナルが首位に返り咲きウルグアイ1部リーグ 2022