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- Copa América 2019コパ・アメリカ 2019
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【2019ブラジルへ行こう!】 エスタジオ・マリオ・フィーリョ (エスタジオ・ド・マラカナン)
2019コパ・アメリカの舞台 〜vol.1〜 リオ・デ・ジャネイロ州 リオ・デ・ジャネイロ
予定されているコパ・アメリカの試合: グループステージ3試合 、 準々決勝1試合 、 決勝
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▲ リオ・デ・ジャネイロの位置
サッカー王国と称されているブラジルで、最初にサッカーの試合が行われたとされるのは1894年にサンパウロで行われたものと長く言い伝えられてきた。だが、2012年に実施された調査によって明らかになったのは、サンパウロで行われたとされる日より数ヶ月前に、すでにリオ・デ・ジャネイロでサッカーの試合が行われていたという。
調査によると、1893年にスコットランド人のトーマス・ドノホーという男性が繊維工場で働くためにリオ・デ・ジャネイロへ移住したことに端を発する。移住前に母国の複数のクラブチームでプレイしていたドノホー氏は、移住の際にスコットランドからサッカーボールとシューズを持ってきた。
その翌年4月、同氏の提案で5対5のミニサッカーが開催された。このときサッカーの楽しさや魅力に惚れ込んだカリオカ(リオ・デ・ジャネイロ市民)の間に、急速にサッカーが普及していったとの調査結果が現在最も有力視されている。
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▲かつては最大収容人数が20万を誇ったエスタジオ・ド・マラカナン
そしてクラシコの始まりは1912年7月7日とされている。その日、フルミネンセ×フラメンゴの試合が行われ、勝利を収めたのは3-2でフルミネンセだった。この試合を取材したスポーツライター“マリオ・フィーリョ氏”が「Fla-Flu(フラ-フル)」の名付け親とされている。その後、1950年のブラジルW杯開催に合わせて建設されたスタジアムの正式名称に、兼ねてから巨大スタジアムの建設を訴え続けていたマリオ・フィーリョ氏の名前がついた。(エスタジオ・ジョルナリスタ・マリオ・フィーリョ) だがこのスタジアムは正式名称よりも、近くを流れる川の名前からついた「エスタジオ・ド・マラカナン」という愛称のほうが広く定着している。
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▲ 日頃はフラメンゴとフルミネンセがホームスタジアムとしてマラカナンを使用している
リオ・デ・ジャネイロが生んだスター選手は、ほかにニウトン・サントス、ジーコ、ジャイルジーニョ、ジジ、ホマーリオ、ホナウド、アドリアーノなどがいる。
1950年に開催されたブラジルワールドカップではブラジル代表が決勝でウルグアイに逆転負けを喫して準優勝に終わった辛い過去(マラカナンの悲劇)があった舞台としても、その名を残すマラカナン。それから64年の時を経て、再び王国に帰ってきたワールドカップでは、ブラジル代表は準決勝で俗に言う「ミネイロンの惨劇」に遭って決勝の舞台(マラカナン)へ進めなくなる、ブラジル全国民が予想だにしていなかった不測の事態が起こってしまった。
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▲ 観光名所としても有名なコルコバードの丘に建てられているキリスト像は、大都会リオ・デ・ジャネイロの街や海を常に見守っている
◇ ◇ 交通手段 ◇ ◇
リオ・デ・ジャネイロは地下鉄が整備されていて、旅行者の交通手段としてはもちろん、市民の足としても広く使われている。「メトロ・リオ」と呼ばれる Suica のようなプラスチック製カードにチャージすれば、都度切符を買う必要がなくなり便利だ。乗車料金も一律で4.10ヘアウ(日本円で約120円)と東京メトロより安く、現地へ行けば重宝する交通手段となるだろう。マラカナンへは地下鉄2号線の「Maracanã(マラカナン)」駅を下車してすぐと交通至便な点もうれしい。
名称 | エスタジオ・マリオ・フィーリョ (エスタジオ・ド・マラカナン) |
---|---|
収容人数 | 105,000 |
コートの広さ | 110m×75m |
開催予定試合 | グループステージ3試合 、 準々決勝1試合 、 決勝 |
ホームチーム | フラメンゴ、フルミネンセ、バスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴ など |
街の人口 | 15,994,000 (推定:2015年調べ) |
オススメ観光地 | コパカバーナ海岸、コルコバードのキリスト像 など |
2019.01.26
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