
- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

2戦連続でVARチェックによるノーゴール判定に激怒したボカ陣営が暴徒化 逮捕者まで出る非常事態発生
「アトレチコ・ミネイロ vs ボカ・ジュニオルス」の試合終了後にミネイロンのスタンド内で発生した暴動とその結末
▲ 62分にマルセーロ・ウェイガンのゴールがVARチェックで取り消された瞬間。クリスティアン・パボン(左)らは両手を広げてジャッジに抗議(写真提供:Olé)
ボカが警察沙汰になるほど憤りを覚えた契機は、7月13日にブエノスアイレスで行われた 1st.Leg 。33分にディエゴ・ゴンサーレスがヘディングシュートを決めた直前に、背後からノルベルト・ブリアスコが両手でナタン・シウバの背中を押していて、これがファウルとみなされノーゴールとなった。この場面は後日になって誤審と断罪され、主審やVARに処分が下された。
それを受けての 2nd.Leg で別の国の別の主審に代わっても似たようなことが起こり、ゴールを取り消されたのはまたもボカという“仕組まれた罠”のような不遇。最後はPK戦の末に敗退となったが、誤審と信じて疑わないボカの陣営は審判団への怒りを溜め込む一方だった。
▲ 暴徒化したボカの陣営に向けて水の入ったペットボトルを投げつけようとするアトレチコ・ミネイロのセルジオ・コエーリョ会長(左)(写真提供:Olé)
ボカの選手やスタッフ数人が追いかけてきたことに気づいた審判団は、避難しようとアトレチコ・ミネイロのロッカールームへ駆け込んだ。その結果、アトレチコ・ミネイロの陣営まで暴動に巻き込まれる羽目になってしまう。
選手用の通路として設置してあった鉄柵やテーブル、給水装置などを手当たり次第持ち上げては目の前にいた人に辺り構わず投げつけるなど、ボカの選手団が暴徒化。アトレチコ・ミネイロのセルジオ・コエーリョ会長は暴れる者に向けて唐辛子スプレーをまき散らし、最終的には現場に駆けつけた警官が催涙スプレーで鎮圧するほどの騒ぎとなった。
どさくさに紛れて、アトレチコの会長が暴れるボカ陣営に向けて水の入ったペットボトルを投げつける始末。同会長は2本目のペットボトルを投げようとしたところで、背後から“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスや元ブラジル代表GKビクトル氏らによって制止されたが、同会長がそこまで“反撃”に出た背景には、1st.Leg で訪れたブエノスアイレスで無礼な扱いを受けたことへの憤りがあった。
▲ 鉄柵が倒されるなど物々しい雰囲気に包まれたミネイロンのスタンド内(防犯カメラの映像)(写真提供:Olé)
・GKハビエル・ガルシア
・DFカルロス・サンブラーノ
・DFカルロス・イスキエルドス
・DFマルコス・ロホ
・FWセバスティアン・ビジャ
・フェルナンド・ガヨーソ(キーパーコーチ)
・レアンドロ・ソモーサ(アシスタントコーチ)
・ラウール・カシーニ(マネージャー)
このほか、地元警察はボカのミゲル・アンヘル・ルッソ監督にも事情聴取を行うなど粛々と捜査。同監督は、現地で身柄を拘束された全員が釈放されるまで、ブエノスアイレスには帰らずベロ・オリゾンチに留まるとしている。
この件について、CONMEBOL(南米サッカー連盟)からは疑惑の場面(63分、ウェイガンのゴールがオフサイドで取り消された場面)について「検証を行う」と公言するに留めている。
一連の騒動で、ボカとアトレチコ・ミネイロとの間には深い溝が出来てしまったことは、想像に難くない。
※ 関連記事
2021.07.20
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- ダニーロのヘディングシュートが決勝点 接戦を制したフラメンゴが3年ぶりの4度目の南米制覇コンメボル・リベルタドーレス 2025
- 0-3 からの大逆転! ハファエウ・ベイガの2ゴールなどで快勝したパウメイラスが決勝進出を果たすコンメボル・リベルタドーレス 2025
- 後半に退場者を出したフラメンゴ 終盤はラシンの猛攻を浴びたが無失点で切り抜けて3年ぶりの決勝進出コンメボル・リベルタドーレス 2025
- 高地キトでリーガ・デ・キトが3ゴール快勝 完敗のパウメイラスは次週3点差をひっくり返せるか?コンメボル・リベルタドーレス 2025
- 攻め込みながらなかなか先制できなかったフラメンゴがコロンビア代表MFホルヘ・カラカルのゴールで先勝コンメボル・リベルタドーレス 2025
- エストゥディアンテスがホームで勝利も… PK戦を制したフラメンゴがベスト4最後の切符を手にするコンメボル・リベルタドーレス 2025
- カウンターから失点したサンパウロ 後半の猛攻もゴールには至らず連敗で大会を去ることにコンメボル・リベルタドーレス 2025

























