
- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

アトレチコ・ミネイロの地元が観客動員へ リベルタドーレスなど国際大会はOKもブラジレイロンはNG
ブラジルのミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチがスタジアムへの観客動員を承認
▲ ベロ・オリゾンチ市では約1年半ぶりにスタジアムへの観客動員が承認された。(写真は2019年のクラシコ)(写真提供:Lance!)
同市がこのような決定をした背景には、現地でのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染者数の減少と、CONMEBOL(南米サッカー連盟)の動向がある。同市の保健省によれば、抗体検査で判明した陽性率(保有率)は 0.91 まで下がり、ICUと診療所におけるベッド占有率も大幅に低下。そして同市が保健当局の承認を得たことによって、CONMEBOLが国際大会(リベルタドーレス、スダメリカーナ)での観客動員を承認したことも今回の決定につながったとされる。
そうした経緯から、早ければ8月18日に行われるリベルタドーレスの「アトレチコ・ミネイロ vs リーベル・プレート」で、ミネイロンのスタンドにアトレチカーノ(アトレチコ・ミネイロのサポーター)が入場するかもしれないという。無論、以下のような制限を設けることで、感染症対策にも万全を期す構えだ。
・ワクチン接種の証明が必要
・入場から72時間以内にPCR検査で陰性であること
・チケットの販売はインターネットのみ
・チケットには購入者の氏名と電話番号を印字
・スタジアムへのシャトルバスなど特別な公共交通機関は運用せず
・観客数の上限は、収容人数の30%
・アウェイチームのサポーターは入場不可
・密にならぬよう、着席は一定の間隔を空ける
・マスク着用を必須とする
・スタジアム内での酒類提供禁止
・(禁止しないが)妊婦の入場は非推奨
ただし、CBF(ブラジルサッカー連盟)は依然としてスタジアムへの観客動員を認めていないため、ミネイロンでは当面の間ダブルスタンダードになる見込み。それでも少しずつ、そして着実に、南米大陸ではスタジアムに観客を呼び戻す機運が高まってきている。
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2021.08.02
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