- Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021
組織犯罪への加担疑惑だけじゃない? “ナチョ”の妻と肉体関係を持ったと何者かが吹聴し警察沙汰に発展
スペイン代表FWジエゴ・コスタに浮かび上がったマネーロンダリング疑惑以外のスキャンダル
▲ “ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスの妻と肉体関係を持ったなどと吹聴されたスペイン代表FWジエゴ・コスタだが…(写真提供:Atlético MG)
ひとつは先日報じられたオンラインベッティングを介するマネーロンダリング疑惑で、地元当局による捜査が進められているもの。そして今週になって浮上したのが、不倫疑惑だ。
ジエゴ・コスタの不倫相手とみなされた女性は、アトレチコ・ミネイロでチームメイトの“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスの妻で、ジエゴ・コスタと関係を持ったという。だが、この件についてはアトレチコ・ミネイロのセルジオ・コエーリョ会長が率先して否定している。
「先週、私とジエゴ(・コスタ)、クッカ監督、ホドリーゴ・カイターノ氏とミーティングをした。不倫についてではなく、チームの今後に関する計画などについてだ。会合の雰囲気は上々で、プロジェクトの共有を再確認できた。不倫疑惑については、明らかなフェイクニュースであり、警察には被害届を出している。この手の“事件”を確実に解決できるのは警察だけだからだ」
同会長は、ジエゴ・コスタの不倫疑惑についてさらに言及。
「世の中には嫉みやひがみやっかみに熱心な連中がいる。応援する対象のない者や、いわゆる勝者に危害を加えたい者たちのことだ。ジエゴ(・コスタ)がチームメイトの妻と浮気したとされる件だが、関係を持ったとされる“ナチョ”の妻はブラジルに滞在しておらず、ずっとアルゼンチンにいる。よって両者が(“ナチョ”の妻とジエゴ・コスタ)が知り合う機会は存在しない。愉快犯ともいうべき部外者による悪質なデマであり、でっちあげに過ぎない」
以上から、ジエゴ・コスタの不倫疑惑はフェイクニュースで、選手も“ナチョ”の妻も「シロ」であることが明白になった。
◆ ジエゴ・コスタ
- 本名:
- ジエゴ・ダ・シウバ・コスタ
- 生年月日:
- 1988年10月7日生まれ()
- 出身:
- ブラジル(セルジッピ州ラガルト)
- 身長:
- 188cm
- ポジション:
- フォワード
2004年にサンパウロ州のバルセロナ・ジ・カペーラの下部組織に入り、2006年に18歳でペナフィエル(ポルトガル)でトップチームデビューを果たして、同年にはブラガ(ポルトガル)へ移籍。翌2007年にセルタ・デ・ビーゴ(スペイン)に活躍の場を移すと、その後アルバセーテ(スペイン)、レアル・バジャドリー(スペイン)を経て、2010年からアトレティコ・マドリー(スペイン)でゴールを量産した。2014年にはチェルシー(イングランド)に移籍して、ここでもゴールを量産。2018年からは古巣アトレティコ・マドリーに戻っていた。2013年には母国ブラジルで代表に招集されて親善試合にも出場したが、同年秋に当時のスペイン代表監督ビセンテ・デル・ボスケ監督と会談を経て、スペイン代表を選択。この判断は当時のブラジル代表監督フェリポン(ルイス・フェリッピ・スコラーリ氏)から「裏切った」と批判されたが、選手本人は当時のフェリポンの招集基準に疑念があってのことと反論している。
※ 関連記事
2021.10.06
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部