
- Copa do Brasil 2021コパ・ド・ブラジウ 2021

アトレチコ・ミネイロにまた負傷者 フゥキが試合中に左手を踏まれて翌日は精密検査を受けることに
ブラジル代表FWフゥキがフォルタレーザ戦の試合中に左手を踏みつけられて負傷退場

▲ 73分にブラジル代表FWフゥキが転倒した際に左手をエデルソンに踏みつけられた場面(写真提供:TV Globo)
前半にゴールを決めるなど好調を維持しているフゥキは、73分にエデルソンのチャージを受けて倒れ込んだ際に、芝についた左手がエデルソンの左足によって踏みつけられてしまう。エデルソンの全体重が掛かってスパイクの裏がめり込むと、フゥキは左手を抑えて苦悶の表情を浮かべた。その場ですぐに応急処置がなされたものの、フゥキは負傷交代を余儀なくされた。
ロッカールームでは鎮痛剤を服用するほどの痛みに苦しんだフゥキの左手は、指先に裂傷、甲には内出血を伴う腫れができていた。しばらくは左手を満足に動かせないほどだったそうで、翌21日にクラブ内で精密検査を受けることになった。
現時点で、今後の公式戦出場に影響が及ぶかは不明。
◆ フゥキ (フッキ)
- 本名:
- ジバニウド・ビエイラ・ジ・ソウザ
- 生年月日:
- 1986年7月25日生まれ()
- 出身:
- ブラジル(パライーバ州カンピーナ・グランジ)
- 身長:
- 180cm
- ポジション:
- フォワード
2004年にビットーリアの下部組織からトップチームに昇格したが、2試合しか出場せず。当時は左サイドバックとして起用されたほか、中盤や右ウイングなどでも試される選手だった。2005年に期限付き移籍で川崎フロンターレに加入すると、出場機会こそ少ないながらも結果を出して翌年には完全移籍で加入。フロンターレからのレンタルで加入したコンサドーレ札幌でゴールを量産すると、翌2007年には東京ヴェルディでも37ゴールを叩き出してJ1昇格の原動力に。2008年に日本を離れると、FCポルト(ポルトガル)やゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)と欧州でもゴールを量産。2016年には上海上港(中国)にも渡った。2020年12月に契約満了で上海上港を退団後はフリーだったが、翌月末にアトレチコ・ミネイロへの移籍が決定。登録名の「フッキ」とは本人が幼少期に愛読していた超人ハルクの主人公ハルク(Hulk)で、母親が名付けたニックネーム。Jリーグでは「フッキ」と呼ばれたが、ブラジル・ポルトガル語では(直後に母音がないときの)Lをウ発音するため、当サイトでは「フゥキ」と表記する。ブラジル代表。
2021.10.20
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- リードを守り抜いたパウメイラスが首位に浮上 フォルタレーザは終了間際のPKを決めきれず惜敗カンピオナート・ブラジレイロ 2025
- 開幕から4戦連続で引き分けと勝ちきれなかったサンパウロがサントスとのクラシコで今季初勝利カンピオナート・ブラジレイロ 2025
- ポルト・アレグレのクラシコは引き分け グレミオは終盤のPK疑惑を巡って主審のジャッジに憤慨カンピオナート・ブラジレイロ 2025
- ラモン・ディアス監督解任後の初戦 オランダ代表FWデパイの2ゴールでコリンチャンスが逆転勝利カンピオナート・ブラジレイロ 2025
- コリンチャンスがラモン・ディアス監督を解任 32年前は横浜マリノスでJリーグ初代得点王カンピオナート・ブラジレイロ 2025
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部