- CONMEBOL Libertadores 2023コンメボル・リベルタドーレス 2023
週末の決勝戦に備えたリオ・デ・ジャネイロの対応 レッチリのライブと重なり大規模な交通規制を実施へ
決勝戦が行われるリオ・デ・ジャネイロでの各種対応
▲ リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナに設置されているリベルタドーレスのファンゾーン(写真提供:Reprodução/TV Globo)
リオ・デ・ジャネイロの市庁舎によると、試合日当日はリオ・デ・ジャネイロに約37万人の観光客が訪れると予想されていて、その大半はアルゼンチン人だという。CONMEBOL(南米サッカー連盟)はフルミネンセのサポーター向けに、エスタジオ・ド・マラカナン(正式名称:エスタジオ・ジョルナリスタ・マリオ・フィーリョ)のチケット2万5千人分を保証しているが、当日は多くのセネイセ(ボカ・ジュニオルスのサポーター)がマラカナンのスタンドを埋めることになりそう。フルミネンセのホームゲームの空気にはならなさそうだとしている。
また、チケットを持っていなくてもボカを応援すべくリオ・デ・ジャネイロ入りするアルゼンチン人は少なくなく、市内に複数設置されるパブリックビューイングにも多くのアルゼンチン人が押し寄せると想定されている。さらに、当日はリオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・ド・エンジェニョン(正式名称:エスタジオ・オリンピコ・ニウトン・サントス)ではレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブが開催される。その結果、マラカナン周辺とエンジェニョン周辺で大規模な交通規制が実施されることも決まっている。
リオ・デ・ジャネイロでは9年前、2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会の決勝戦で、数百人ものアルゼンチン代表サポーターがアトランチカ通り(コパカバーナの海岸に面した大通り)に路上駐車したことで、現地の交通に支障が出た過去がある。当時の教訓から、今年のリベルタドーレスでは大規模な交通規制に踏み切るという。
市は来場者に対し、地下鉄の利用を呼びかけている。マラカナンの周辺では当日の午前6時から交通規制が敷かれ、車での移動が不可能になるためだ。
▲ マラカナン周辺の誘導マップ(写真提供:Reprodução)
また、市は当日マラカナンの周辺でのアルコール飲料の販売と飲酒を禁止することも発表。4日の午前0時から翌5日の午前6時までは、マラカナンの周辺でお酒を飲むことができない。
リベルタドーレスの決勝を盛り上げるべく、今週はリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナにリベルタドーレスのファンゾーンを設置。ファンゾーンは入場無料で、トロフィーの見物やビーチサッカーの体験、そしてフードコートではお酒も含む飲食を楽しめる。ただし、ファンゾーンは決勝戦の前日までの期間限定で、当日の4日は入場禁止となるためパブリックビューイングなども設置されないことになっている。
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2023.10.31
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