1月26〜27日に行われたリオ・デ・ジャネイロ州選手権の前期グアナバーラ杯第3節。エスタジオ・ド・エンジェニョンで行われた「ボタフォゴ×フルミネンセ」は、引き分けた。

今年の州選手権最初のクラシコは、序盤から互いに決定機をつくった。先制したのはフルミネンセ。前半42分にカウンターからウェウリントン・ネンがドリブルで攻め上がると、右のスペースを上がってきたブルーノ・ビエイラにスルーパス。パスを受けたブルーノ・ビエイラが折り返したマイナス気味のボールを、ウェウリントン・ネンがゴールに蹴り込んで 1-0 とした。

フルミネンセの1点リードで折り返した後半、ボタフォゴが同点に追いつく。73分、右サイドを崩してゴール前に供給したグラウンダーのクロスはクリアされたが、セカンドボールをクラレンス・セードルフ（元オランダ代表）が拾うと、ペナルティエリアの右側からクロスを上げた。このボールをボリーバが頭で合わせてゴールゲット。
その後ゴールは生まれず、1-1 で引き分けた。

この試合は元ベガルタ仙台のチアゴ・ネービスがきわどいフリーキックを放つなどフルミネンセの攻勢が目立ったが、GKジェフェルソンが好セーブを連発したこともあって2点目は奪えなかった。
一方のボタフォゴは、後半開始と同時にセードルフを投入したオズワウド・ジ・オリベイラ監督の采配が当たった形だ。

リオ・デ・ジャネイロ州選手権　2013　第3節　（2013/01/27）
ボタフォゴ	1-1	フルミネンセ
ジェフェルソン	GK	ジエゴ・カバリエーリ
ジウベルト アントニオ・カルロス ボリーバ マルシオ・アゼベード （ジュリオ・セーザル）	DF	ブルーノ・ビエイラ ジゴン レアンドロ・エウゼビオ カルリーニョス
マルセーロ・マットス ジャジソン （クラレンス・セードルフ） アンドレジーニョ （ビチーニョ） フェリッピ・ガブリエウ ロデイロ	MF	エドウィン・バレンシア ジギーニョ （ワギネル） ジェアン チアゴ・ネービス （ハイネー）
ブルーノ・メンデス	FW	ウェウリントン・ネン ハファエウ・ソービス （サムエウ）
ボリーバ　73	ゴール	42　ウェウリントン・ネン
ボリーバ クラレンス・セードルフ	イエロー カード	エドウィン・バレンシア ジギーニョ ウェウリントン・ネン
オズワウド・ジ・オリベイラ	監督	アベウ・ブラーガ
主審：　ペリクレス・バッソウ 会場：　エスタジオ・ド・エンジェニョン　（リオ・デ・ジャネイロ）