- Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014
各方面から苦情殺到 サンパウロがモルンビーの芝生の張り替えを決定
サンパウロがモルンビーの芝生を全面的に植え替えることを発表
▲ 先日のコパ・スダメリカーナ準決勝 2nd.Leg での一幕。PK戦で軸足を滑らせたアラン・カルデッキは、拳を振り上げて怒りを芝生にぶつけた
モルンビーのピッチについては、兼ねてからクレームをつける選手が複数いた。アラン・カルデッキやアレシャンドレ・パトらは芝の質の悪さについてしばしば苦言を呈しており、さらにはブラジレイロンの試合でモルンビーのピッチに立ったスポルチの守護神マグロンが「ゴール前が整備されていないから、相手のシュートのバウンドが変わるし、軌道が読みづらい」とクレームをつけていたこともわかっている。そして前述を除いた選手からも、異口同音にモルンビーの芝に苦情を述べる声が複数挙がっていたという。
一方、モルンビーの芝生を管理しているアルゼンチンの農学者ダニエル・タピア氏は「私に苦情をぶつけられても、どうしようもない。モルンビーの芝はこの25年間で一度も植え替えられていないのだから」と反論している。
芝が長らく植え替えられていないピッチの水捌けは言わずもがな悪く、先のコパ・スダメリカーナ準決勝 2nd.Leg ではPK戦で一人目のキッカーを務めたアラン・カルデッキが、水の浮いた芝に軸足を滑らせてしまいPK失敗。これが遠因となってサンパウロは敗退した。そしてこの試合を機に芝の張り替えを求める声がクラブ内外から一気に高まり、今回の決定に至ったとみられている。
芝のリニューアルについては、英米から専門家を招聘して実施すると報じられている。2ヵ月後、サンパウロにはコパ・リベルタドーレスの試合が予定されているが、リニューアルが間に合わなかった場合は別のスタジアムで試合を行う可能性もあるとのこと。
2014.12.11
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- ウルグアイ代表MFニコラス・デ・ラ・クルスの1ゴール1アシストで勝ったフラメンゴが連勝で首位に浮上カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- インテルナシオナウが連勝で2位に浮上 コロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレーはピッチで躍動カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 身長159cmのベネズエラ代表FWソテルドのゴールなどで勝利 ボカOBのクリスティアン・パボンも活躍カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア代表MFリチャール・リオスのゴールが決勝点 ディフェンディングチャンピオンは白星発進カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 元セレッソ大阪のパブロが先制ゴール ウルグアイ代表MFカノービオの1ゴール1アシストなどで快勝カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 終了間際のPKでフラメンゴが白星発進 アトレチコ・ゴイアニエンセは監督含め3人にレッドカードカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 敵地に乗り込んだフォルタレーザがアルゼンチン人選手による2ゴールでサンパウロを相手に勝利カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- ブラジレイロン開幕! 南米王者フルミネンセは逆転されるも追いつき、勝ちきれず引き分けカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 熱戦の“ショキ・ヘイ”はパウメイラスが優勢も90分間で決めきれず PK戦を制したサンパウロが優勝スーペルコパ・ヘイ・ジ・2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部