天候も試合も大荒れのクラシコ 50分間の豪雨中断を経てイエロー11枚+レッド4枚
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 第11節 フラメンゴ 2-1 バスコ・ダ・ガマ
▲ 17分に先制のゴールを決めてユニフォームを噛むパフォーマンスを披露したアレキサンドロ(中央)
蒸し暑い雨季のリオ・デ・ジャネイロではこの日、空模様が不安定だった。この試合が行われたマラカナンもキックオフの頃は小雨だったが、試合が始まると次第に雨足が強まっていった。そんな大雨は、先制点の遠因にもなった。17分、ボールをキャッチしたGKマルティン・シルバがホドリーゴの足元へボールを転がしたが、水の浮いたピッチのせいでボールは途中で失速。止まったボールにいち早く反応したアレキサンドロが、右足でゴールへ流し込んだ。
雨の勢いは時間の経過とともに増していく。すると22分にピッチコンディションの悪化を理由に主審が試合の一時中断を決定。豪雨が止み、ピッチコンディションを整えた結果、中断は50分に及んだ。
▲ 集中豪雨によりマラカナンのピッチは水浸しになった
前半だけでもイエローカードは4枚出ていたが、後半は試合が荒れてカードが10枚以上乱れ飛んだ。まず51分に元アルゼンチン代表MFパブロ・ギニャスがペナルティエリアでマルセーロ・シリーノを背後から倒してフラメンゴがPKを獲得。主審に激しく抗議したギニャスにはイエローカードが出され、そしてPKをアレキサンドロが決めてフラメンゴが勝ち越した。
試合が最も荒れたのは、時計の針が80分を過ぎたときだった。高い位置でボールを奪ってカウンターを仕掛けたバスコは、ジウベルトがドリブルで相手陣内を前進。するとジウベルトを追いかけたパウリーニョが、背後からジウベルトに足を掛けて転倒させた。このとき主審はパウリーニョにイエローカードを出そうとしたが、その前にバスコのイレブンが激昂。パウリーニョに詰め寄ったジウベルトがアンデルソン・ピコに顔を殴られて転倒すると、両軍入り乱れての大乱闘に発展した。とりわけ血気盛んなパブロ・ギニャスは、味方の制止を振り切ってアンデルソン・ピコに詰め寄り激怒した。
▲ バスコのゴールマウスを守るGKマルティン・シルバの足元も大量の雨水により劣悪なピッチコンディションとなった
バスコは後半のアディショナルタイムにセットプレイから決定機を演出したが、ホドリーゴのヘディングシュートは相手に当たってわずかに枠の外へ逸れた。フラメンゴは1点差で勝ったが、両チームに退場者が2人出てしまう、後味の悪い試合になった。
| リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2015 第11節 (2015/03/22) | ||
|---|---|---|
| フラメンゴ | 2-1 | バスコ・ダ・ガマ |
| パウロ・ビクトル | GK | マルティン・シルバ |
|
パラ ブレッサン ワラシ アンデルソン・ピコ |
DF |
マジソン ホドリーゴ アンデルソン・サリス クリスチャーノ |
|
ジョナス (ビクトル・カセレス) マルシオ・アラウージョ エクトル・カンテーロス ガブリエウ (エベルトン) |
MF |
パブロ・ギニャス セルジーニョ (タリス) フリオ・ドス・サントス ジョン・クレイ (イヤーゴ) |
|
マルセーロ・シリーノ アレキサンドロ (パウリーニョ) |
FW |
ジウベルト ダゴベルト (ベルナルド) |
|
アレキサンドロ 17 (PK) アレキサンドロ 52 |
ゴール | 28 ジウベルト |
|
ワラシ エクトル・カンテーロス マルセーロ・シリーノ アレキサンドロ エベルトン ビクトル・カセレス |
イエロー カード |
パブロ・ギニャス ホドリーゴ ジウベルト セルジーニョ クリスチャーノ |
|
パウリーニョ アンデルソン・ピコ |
レッド カード |
パブロ・ギニャス ベルナルド |
| バンデルレイ・ルシェンブルゴ | 監督 | ドリーバ |
|
主審: ジョアン・バチスタ・ジ・アフーダ 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
||
2015.03.22
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