
- Campeonato Brasileiro Serie Bブラジル全国選手権 2部

現役の後半をブラジルで過ごしたデヤン・ペトコヴィッチ氏がクリシウーマの監督に就任
元ユーゴスラビア代表MFデヤン・ペトコヴィッチ氏が第二の故郷であるブラジルで育むセカンドキャリア

▲ クリシウーマの監督に就任することが決まった元ユーゴスラビア代表MFデヤン・ペトコヴィッチ氏
1988年に母国ユーゴスラビア(現在のセルビア)でプロ生活をスタートさせたペトコヴィッチ氏は、レッドスター・ベオグラードでの活躍を経てレアル・マドリーへ移籍したがスペインでは鳴かず飛ばずだった。1997年に期限付き移籍したビットーリアで復活を遂げると、2000年以降は主にブラジル国内のクラブチームを渡り歩いた。2011年に39歳で現役を退くまでブラジルでの選手生活を全うしたペトコヴィッチ氏は、2014年にはアトレチコ・パラナエンセのユースチームで監督としてのキャリアをスタートさせた。同氏にとってブラジルは、今や母国セルビアに次ぐ第二の故郷でもある。
ペトコヴィッチ氏がこのたび監督を務めるクリシウーマは、元日本代表FW呂比須ワグナー氏が昨年監督を務めていたクラブチーム。過去にはマグノ・アウベス(元ガンバ大阪)やマルシオ・ヒシャルジス(元浦和レッズ)などが在籍した。そして現在ガンバ大阪で活躍しているFWリンスの古巣でもある。現在はブラジレイロン(ブラジル全国選手権)のセリエB(2部)でセリエA昇格を目指している。
クリシウーマでエグゼクティブディレクターを務めるマルコス・モウラ・テイシェイラ氏は、ペトコヴィッチ新監督への期待を次のように表現した。
「現役時代に豊富な経験を積んだペトコヴィッチ氏はとてもクレバーな人物で、監督としてもアトレチコ・パラナエンセで結果を残した。我々は彼がここで偉大な仕事をしてくれると確信しているし、そのために我々フロントはあらゆるサポートを惜しまない。早ければ今週末のルベルデンシ戦から指揮を執ってもらうことになるかもしれない」
2015.06.16
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