
- Campeonato Brasileiro Serie A 2016ブラジル全国選手権 1部 2016

決定力の差で勝利 堅実に勝ち点3を獲得したサントスがリベルタドーレス出場権の4位を死守
カンピオナート・ブラジレイロ 第28節 サントス 2-0 アトレチコ・パラナエンセ

▲ 29分にPKで先制のゴールを決めたブラジル代表FWヒカルド・オリベイラ(左)
アトレチコ・パラナエンセは14分にオタービオが右足でミドルシュートを放ったが、キーパーに阻まれる。するとサントスは28分、右サイドからルーカス・リーマが上げたクロスをペナルティエリアの左側でトラップしたエミリアーノ・ベッキオがキーパーと交錯して転倒。飛び出したウェベルトンが止めた太ももにベッチョがつま先をかけて倒れたことから、パウロ・アンドレらはベッチョのシミュレーションをアピールしたが、判定は覆らず。このPKをブラジル代表FWヒカルド・オリベイラが決めて、サントスが先制した。
後半、アトレチコ・パラナエンセは開始早々に決定機を作ったが、エルナーニのフリーキックはクロスバーを直撃。一方サントスはその直後にカウンターで相手ゴールに襲いかかると、61分にはセンターサークルでドリブルを開始したルーカス・リーマが中央を突き進んで3人を抜き去り、ペナルティエリアでシュート。決まればファインゴールであったが、ゴール左隅を狙ったシュートはわずかに枠を捉えられなかった。
試合は 1-0 のまま迎えた82分、左サイドに開いたヘナットのクロスをパウリーニョがヘディングで流してゴールに沈め、追加点を得たサントスが勝ち点3を獲得した。
レビル・クウピ監督率いるフルミネンセが3連勝で上位に詰め寄ってきているが、サントスはこの勝利でリベルタドーレス出場圏内の4位を死守している。
カンピオナート・ブラジレイロ 2016 第28節 (2016/10/01) | ||
---|---|---|
サントス | 2-0 | アトレチコ・パラナエンセ |
バンデルレイ | GK | ウェベルトン |
ビクトル・フェーハス ルイス・フェリッピ デイビッジ・ブラス ゼッカ |
DF |
ハファエウ・ガリャルド パウロ・アンドレ チアゴ・エレーノ ニコラス |
ヘナット チアゴ・マイア ルーカス・リーマ エミリアーノ・ベッキオ (ジェアン・モッタ) |
MF |
オタービオ エルナーニ ルイス・ゴンサーレス (ルアン) ルーカス・フェルナンデス (マルコス・ギリェルミ) マテウス・ホゼット |
ジョナタン・コペーテ (パウリーニョ) ヒカルド・オリベイラ (ユリ) |
FW | パブロ |
(PK) ヒカルド・オリベイラ 29 パウリーニョ 82 |
ゴール | |
ルーカス・リーマ デイビッジ・ブラス |
イエロー カード |
ウェベルトン |
ドリバウ・ジュニオール | 監督 | パウロ・アウトゥオーリ |
主審: ペリクレス・バッソウス・ペガード・コルチス 会場: エスタジオ・ビラ・ベウミーロ (サントス) |
2016.10.01
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 古巣サントスで躍動中のネイマールが久々に代表復帰を果たす 初招集はフラメンゴの21歳ウェズレイブラジル代表
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部