- Campeonato Brasileiro Serie A 2016ブラジル全国選手権 1部 2016
終盤の逆転劇 残留争いを強いられているサンパウロが敵地でフルミネンセを撃破
カンピオナート・ブラジレイロ 第31節 フルミネンセ 1-2 サンパウロ
▲ 負ければ降格圏と隣り合わせになるところであったサンパウロは、敵地で貴重な勝利を収めた
試合はホームのフルミネンセが28分にカウンターを仕掛けると、自陣からドリブルで左サイドを駆け上がったウェウリントンが相手陣内で中央へ切れ込み、ペナルティエリアで3人に囲まれながらも強引に突破。そして飛び出したキーパーをフェイントで振り切ったところで、ウェウリントンはキーパーと交錯して倒され、フルミネンセにPKが与えられた。サンパウロの守護神デニスにはレッドカードは出されず、イエローカードで済んだが、このPKをウェウリントンが冷静に決めて、フルミネンセが先制した。
▲ 81分に値千金の逆転ゴールをヘディングで決めて駆け出すブラジル代表DFホドリーゴ・カイオ(3番)
追いついたサンパウロは逆転を目指して攻勢を強めた。76分にはチアゴ・メンジスがペナルティエリアの手前から放ったシュートが、クロスバーを直撃する惜しい場面も。すると81分、左からのコーナーキックにホドリーゴ・カイオがヘディングでゴールに叩き込んで、サンパウロが逆転に成功。。
敗れたフルミネンセは6位から9位に順位を下げた一方、残留争いを強いられているサンパウロは貴重な勝ち点3を獲得して12位まで順位を押し上げている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2016 第31節 (2016/10/17) | ||
---|---|---|
フルミネンセ | 1-2 | サンパウロ |
ジュリオ・セーザル | GK | デニス |
ウェウリントン・シウバ (イーゴル・ジュリアン) グン エンリーキ ジオバンニ |
DF |
フリオ・ブッファリーニ (ケウビン) マイコン ホドリーゴ・カイオ エウヘニオ・メナ |
ピエーヒ (ドウグラス) シッセロ グスターボ・スカルパ |
MF |
ジョアン・シュミッチ チアゴ・メンジス ウェズレイ ホビソン (ダビ・ネリス) クリスティアン・クエバ |
マルコス・ジュニオール (マルキーニョ) ウェウリントン ヒシャリソン |
FW |
アンドレス・チャベス (ペドロ) |
(PK) ウェウリントン 30 | ゴール |
71 チアゴ・メンジス 81 ホドリーゴ・カイオ |
ウェウリントン | イエロー カード |
デニス フリオ・ブッファリーニ マイコン ディエゴ・ルガーノ |
レビル・クウピ | 監督 | ヒカルド・ゴメス |
主審: ニエウソン・ノゲイラ・ジーアス 会場: エスタジオ・ジュリッチ・コウチーニョ (メスキータ) |
2016.10.17
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- イスキエルドの入院費用を工面したカレーリらサンパウロの選手数人は試合後に弔問でウルグアイへコパ・ド・ブラジウ 2024
- ピッチとスタンドの両方で躍動したピカチュウ 接戦を制したフォルタレーザは首位に浮上カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- ボタフォゴがクラシコを制して首位堅守 フラメンゴはアラスカエータが負傷退場など誤算だらけカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- フォルタレーザが怒濤の8連勝 暫定首位に上がりボタフォゴとの首位争いは熾烈にカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コパ・アメリカでも活躍したウルグアイ代表MFアラスカエータのゴールなどでフラメンゴが首位に浮上カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 元ブラジル代表DFチアゴ・シウバが15年半ぶりに復帰したフルミネンセ 接戦を制して最下位を脱出カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部