
- Campeonato Brasileiro Serie A 2016ブラジル全国選手権 1部 2016

警察沙汰の暴動を起こしたコリンチャーノに罰則 本拠地のゴール裏を今季終了まで入場禁止
リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで試合前に31人のコリンチャーノが逮捕された事件の続報

▲ 10月23日にマラカナンのスタンドで勃発したコリンチャーノによる暴動の一幕
事件が起きたのは、23日の16:30頃。試合開始前からスタンドに詰めかけていたフラメンギスタ(フラメンゴのサポーター)とコリンチャーノ(のサポーター)とを隔てていたエリアで、両者が互いに者を投げ合ったことが発端となり、ほどなくしてコリンチャーノの一部が暴徒化した。武装警官らの介入によって暴動は早く鎮圧されたものの、この件で31人のコリンチャーノが警察に逮捕された。
事態を重く見た STJD はすぐさま審議に入り、48時間以内に処分内容が決定。今シーズンのブラジレイロンが終了するまで、コリンチャンスの本拠地であるアレーナ・コリンチャンス(エスタジオ・ド・イタケロン)のゴール裏北側スタンドを無観客とする措置を発表した。北側スタンドは熱狂的なコリンチャーノが占領する場所にあたり、暴動を起こしていないのに前売りチケットを購入していた大勢の観客にとっては何とも傍迷惑な判決となった。上記を受けて、入場禁止エリアのチケットを購入していた人には払い戻しが行われる。
処分の発表を受けて、コリンチャンスは「嘆かわしい行為に加わらなかったコリンチャーノへの悪影響を最小限に留めるために、あらゆる措置を講じる」との公式声明を発表した。
なお、逮捕された31人はリオ・デ・ジャネイロ市内の警察署から、同市内のジェリシノー刑務所へ移送されたとのこと。
2016.10.25
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