
- Campeonato Gauchoカンピオナート・ガウーショ

PK戦を制したノボ・アンブルゴが98年目で初優勝 2強以外の戴冠は2000年以来17年ぶり
カンピオナート・ガウーショ 2017 決勝 2nd.Leg ノボ・アンブルゴ 1-1 (PK:3-1) インテルナシオナウ

▲ クラブ創立106年の歴史を持つ名門ノボ・アンブルゴは、カンピオナート・ガウーショ98年目で悲願の初優勝を成し遂げた
格上相手に積極的な試合運びをみせたノボ・アンブルゴは、21分に先制。アシスが左サイドから上げたクロスが、クリアを試みたエルナンドのオウンゴールを誘発しての先制であった。
前半はゴールを奪えなかったインテルナシオナウは、後半の立ち上がりに追いつく。48分、ゴール前の混戦からエンリーキ・ドウラードが左足でゴールに蹴り込んだ。
PK戦に持ち込みたくないインテルナシオナウは再三チャンスを作ったが、攻めても攻めても2点目は遠く。1-1 で90分を終え、PK戦に突入した。
2人目のレオがクロスバーに当てた以外は3人がPKを決めたノボ・アンブルゴに対し、インテルナシオナウは最初の2人がクロスバーに当てて3人目のニコラス・ロペスはキーパーにコースを読みきられてしまった。
ノボ・アンブルゴは、リオ・グランジ・ド・スウ州ノボ・アンブルゴをホームタウンとするクラブチームで、創立106年の歴史を持つ名門。1940〜1950年代には州選手権で何度か準優勝に至った過去はあったが、優勝は初めてとなった。同州ではグレミオとインテルナシオナウの2強がタイトルを牛耳っていて、2強以外のチームによる優勝は2000年のカシアス以来17年ぶり。ちなみに、ノボ・アンブルゴはカンピオナート・ブラジレイロではセリエD(4部)に位置している。
カンピオナート・ガウーショ 2017 決勝 2nd.Leg (2017/05/07) | ||
---|---|---|
ノボ・アンブルゴ | 1-1 PK 3-1 |
インテルナシオナウ |
マテウス・カビキオーリ | GK | ダニーロ・フェルナンデス |
レオ パブロ ジュリオ・サントス アシス (レオ・カリオカ) |
DF |
ウィリアン レオ・オルティス ビクトル・クエスタ エルナンド (カルロス) (ジエゴ) |
アマラウ ジャルデウ プレット ジュニーニョ・シウバ |
MF |
ホドリーゴ・ドウラード エデニウソン (バウジービア) ウエンデウ アンドレス・ダレッサンドロ ニコラス・ロペス |
ブランキーニョ (ルーカス・サントス) ジョアン・パウロ |
FW | ブレーネル |
(オウンゴール) エルナンド 21 | ゴール | 48 ホドリーゴ・ドウラード |
ジョアン・パウロ ○ レオ × ジュリオ・サントス ○ パブロ ○ |
PK |
× アンドレス・ダレッサンドロ × ビクトル・クエスタ × ニコラス・ロペス ○ ウィリアン |
パブロ ジュリオ・サントス |
イエロー カード |
アンドレス・ダレッサンドロ |
ベト・カンポス | 監督 | アントニオ・カルロス・ザーゴ |
主審: レアンドロ・ペドロ・ブアーデン 会場: エスタジオ・センテナリオ (カシアス・ド・スウ) |
2017.05.07
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