- Campeonato Brasileiro Serie A 2017ブラジル全国選手権 1部 2017
オウンゴールとPK2発で逆転勝利を収めたバイーアのセリエA残留が決定
カンピオナート・ブラジレイロ 2017 第35節 バイーア 3-1 サントス
▲ 相手のオウンゴールを引き出すクロスを上げたゼ・ハファエウ(右)に駆け寄って喜ぶジュニオール・カピシャーバ(36番)
先制したのはサントスで、16分に最終ラインから前線に上がったデイビッジ・ブラスがスルーパスでペナルティエリアの右側に達してグラウンダーのクロスを上げると、ブルーノ・エンリーキが左足で合わせてゴールに押し込んだ。
バイーアはすぐに追いついた。21分にゼ・ハファエウがペナルティエリアでルーカス・ベリッシモに足を掛けられて転倒すると、このファウルで得たPKをスティーブン・メンドーサが決めて 1-1 とした。
サントスは前半の終了間際、デイビッジ・ブラスがハムストリングスを痛めてベンチに下がるアクシデントに見舞われてしまう。するとエンドの替わった後半には、54分にカウンターを食らって失点。スルーパスで右サイドを駆け上がったゼ・ハファエウが低めのクロスを上げると、カットしようと足を伸ばしたアリソンが自陣ゴールにボールを蹴り込んでしまった。
77分にはペナルティエリアでキーパーと1対1になったエジガル・ジュニオが、後方からジェアン・モッタの足に掛かって転倒。ジェアン・モッタの足は先にボールに触れていたが、主審がファウルとPKを指示すると、サントスのイレブンは主審と第4審判に抗議した。しかしサントス側の抗議も判定が覆ることはなく、エジガル・ジュニオがPKを決めてスタンドの大歓声を一身に浴びた。
勝ったバイーアは勝ち点を49に伸ばして残留が決定しただけでなく、リベルタドーレス出場権も狙える状況に持ち込んだ。一方、サントスは3連敗と失速しているが、4位のままでリベルタドーレス出場権は今も担保されている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2017 第35節 (2017/11/16) | ||
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バイーア | 3-1 | サントス |
ジェアン | GK | バンデルレイ |
エドゥアルド (エデル) チアゴ チアゴ・マルチンス ジュニオール・カピシャーバ |
DF |
ビクトル・フェーハス ルーカス・ベリッシモ デイビッジ・ブラス (ルイス・フェリッピ) ジェアン・モッタ |
ヘネ・ジュニオール ジュニーニョ (エジソン) アグスティン・アリオーネ (ヘージス) ゼ・ハファエウ スティーブン・メンドーサ |
MF |
アリソン ヘナット (ユリ・アウベルト) ルーカス・リーマ |
エジガル・ジュニオ | FW |
アルトゥール・ゴメス (ブラジミール・エルナンデス) ヒカルド・オリベイラ ブルーノ・エンリーキ |
(PK) スティーブン・メンドーサ 22 (オウンゴール) アリソン 54 (PK) エジガル・ジュニオ 78 |
ゴール | 16 ブルーノ・エンリーキ |
ヘネ・ジュニオール チアゴ エデル |
イエロー カード |
ルーカス・リーマ ジェアン・モッタ |
パウロ・セーザル・カルペジャーニ | 監督 | エラーノ |
主審: サンドロ・メイラ・ヒッチ 会場: アレーナ・フォンチ・ノーバ (サウバドール) |
2017.11.16
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