Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

オリンピアコス（ギリシャ）に売却したブラジル代表DFハフィーニャの後釜を探していたフラメンゴに、新戦力が加入した。チリ代表DFマウリシオ・イスラがフェネルバフチェ（トルコ）からフラメンゴのメンバーに加わった。

現地時間で22日の午前5時半頃にアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に到着したイスラとその家族は、迎えに来たフラメンゴのマルコス・ブラス副会長とともにロビーに現れると、感染拡大防止に加えて5時半と未明の時間帯にも関わらず、30人のフラメンギスタ（フラメンゴのサポーター）による歓迎を受けた。COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の渦中にも関わらず空港で出迎えてくれた30人の姿に、イスラは感激したという。

2022年12月までの契約でフラメンゴの一員になったイスラは、デビュー以降初めて所属する南米のチームがフラメンゴであることへの不安も口にした。

「私は昨年にすべてを勝ち取り、三冠を達成した素晴らしい歴史を有するクラブ（フラメンゴ）とのご縁に恵まれてとても嬉しい。そんな偉大なクラブだからこそ、タイトル獲得のために貢献しなければというプレッシャーもある。この偉大なクラブでチームメイトやサポーターから認めてもらえるようにしないとね」

「13年間ヨーロッパで、私はフラメンゴと同じくらい強いクラブで戦ってきた。このたび南米でプレイする機会をもらえてすごく幸せなんだ。不安もないわけじゃないが、それ以上にやる気に満ちあふれている」

「フラメンゴは今季スロースタートだが、素晴らしい選手が揃っているチームだから徐々に結果が付いてくるだろう」

空港を出たイスラは、その足で家族とともにフラメンゴのクラブハウスへ向かった。