
- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルドが古巣へ恩返し インテルナシオナウは首位堅守
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第9節 インテルナシオナウ 2-0 セアラー

▲ 43分に先制ゴールを決めた元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルド(手前)を抱擁で祝福するエデニウソン
昨年セアラーに所属していたチアゴ・ガリャルドにとっては自身の古巣対決となった一戦は、セアラーが9分に攻め込んで決定的な場面を演出したが、クレーベルがペナルティエリアで打ったシュートは相手に当たってゴールに向かうも、アルゼンチン代表DFビクトル・クエスタがゴールライン上で間一髪クリアした。
ボール支配率で上回って徐々に相手を追い込んでいったインテルナシオナウは、43分に先制。右サイドで一人を抜いたエデニウソンが低いクロスを上げると、チアゴ・ガリャルドがゴールエリアで左足を伸ばしてゴールに押し込んだ。
後半、インテルナシオナウは53分にエデニウソンがペナルティエリアで右足を振り抜いたが、シュートはキーパーが右腕で弾き返す。その1分後にはガブリエウ・ボスキーリャが左足ボレーでゴールを狙ったが、キーパーが今度は両手で外へ弾き出した。
さらに75分にはガブリエウ・ラセルダに接近したガブリエウ・ボスキーリャがボールを奪い取ると、近くにいたチアゴ・ガリャルドが飛び出したキーパーにも動じずボールをコントロールして振り切り、無人のゴールへシュートを決めて 2-0 とした。
チアゴ・ガリャルドによる“古巣への恩返し”で勝ったインテルナシオナウは首位を堅守。敗れたセアラーは12位に後退した。
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第9節 (2020/09/10) | ||
---|---|---|
インテルナシオナウ | 2-0 | セアラー |
マルセーロ・ロンバ | GK | フェルナンド・プラス |
レンソ・サラビア ゼ・ガブリエウ ビクトル・クエスタ モイゼス |
DF |
エドゥアルド チアゴ ガブリエウ・ラセルダ アリソン |
エデニウソン ペグロウ (マルティン・サラフィオーレ) (アベル・エルナンデス) ノナート (パトリッキ) ガブリエウ・ボスキーリャ (ホドリーゴ・モレード) |
MF |
シャルリス ウィリアン・オリベイラ (リーマ) フェルナンド・ソブラウ (ヒカルジーニョ) ビニシウス (ヒッキ) マテウス・ゴンサウベス (フェリッピ・バショーラ) |
チアゴ・ガリャルド (アンドレス・ダレッサンドロ) |
FW |
クレーベル (ハファエウ・ソービス) |
チアゴ・ガリャルド 43 チアゴ・ガリャルド 75 |
ゴール | |
|
イエロー カード |
ウィリアン・オリベイラ アリソン |
エドゥアルド・コウデ | 監督 | グト・フェヘイラ |
主審: ホドリーゴ・ダロンソ・フェヘイラ 会場: エスタジオ・ベイラ・リオ (ポルト・アレグレ) |
2020.09.10
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部