Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

10月14〜16日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第16節。ペルナンブーコ州の州都ヘシフィで行われた「スポルチ×インテルナシオナウ」は、インテルナシオナウが点の取り合いを制した。

試合は、敵地に乗り込んだインテルナシオナウが33分に先制。ウルグアイ代表FWアベル・エルナンデスからパスを受けたパトリッキがドリブルでカットインして、ペナルティエリアに入ってシュートフェイントをかけてイアゴ・マイダーナをスライディングさせると、左に切り替えたパトリッキは左足を振り抜いてゴールネットにボールを突き刺した。続けて39分には、右からのクロスにアベル・エルナンデスが左足で合わせようとしたところ、背後でマークについていたアドリエウソンの伸ばした足にボールが当たってゴールに入った。オウンゴールでインテルナシオナウはリードを2点に広げた。

しかしスポルチは引き下がらず、42分にマルキーニョスが左サイドからのフリーキックに頭で合わせて1点を返した。

後半は、さらに多くのゴールが生まれた。まずは52分、ホドリーゴ・モレードがコーナーキックに頭で合わせて 3-1 となったが、スポルチは55分にレアンドロ・バルシアが左からの折り返しを右足でゴールに沈めて、再び1点差に詰め寄った。

インテルナシオナウが72分にゴールネットを揺らした場面はオフサイドだったが、74分のコーナーキックではチアゴ・ガリャルドが頭で競ったボールをパトリッキが左足ボレーでゴールに蹴り込んで 4-2 。さらに80分には自陣の深い位置でボールを奪い取ったエデニウソンがドリブルで右サイドを70mほど駆け上がり、一気にペナルティエリアまで到達。エデニウソンは中央にボールを折り返して、途中出場のイウリ・アウベルトのゴールをお膳立てした。

2-5 とリードを広げられたスポルチは、89分にコーナーキックから最後は途中出場のミカエウがヘディングでゴールに押し込んだが、さらに2点を返す余力と時間は残されていなかった。

合計8ゴールが生まれた試合を制したインテルナシオナウは暫定2位に浮上した一方、スポルチは10位に後退した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2020　第16節　（2020/10/14）
スポルチ	3-5	インテルナシオナウ
ルアン・ポウリ	GK	マルセーロ・ロンバ
パトリッキ イアゴ・マイダーナ アドリエウソン ルシアーノ・ジューバ	DF	ホジネイ ホドリーゴ・モレード ビクトル・クエスタ ウエンデウ
マルコン・シウバ ヒカルジーニョ （ジュニオール・タバーレス） ルーカス・ムグニ （ホナウド・エンリーキ） チアゴ・ネービス （ジョナタン・ゴメス） マルキーニョス （ミカエウ）	MF	ホドリーゴ・リンドーゾ （ホドリーゴ・ドウラード） マルコス・ギリェルミ エデニウソン パトリッキ （ゼ・ガブリエウ）
エルナーニ （レアンドロ・バルシア）	FW	レアンドロ・フェルナンデス （イウリ・アウベルト） アベル・エルナンデス （チアゴ・ガリャルド）
マルキーニョス　42 レアンドロ・バルシア　55 ミカエウ　89	ゴール	33　パトリッキ 39　アドリエウソン　（オウンゴール） 52　ホドリーゴ・モレード 74　パトリッキ 80　イウリ・アウベルト
アドリエウソン マルキーニョス ルーカス・ムグニ	イエロー カード	パトリッキ イウリ・アウベルト
ジャイル・ベントゥーラ	監督	エドゥアルド・コウデ
主審：　ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場：　エスタジオ・イーリャ・ド・ヘチーロ　（ヘシフィ）