Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

10月31日〜11月2日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第19節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「ボタフォゴ×セアラー」は、本田圭佑のPKでボタフォゴが先制したが、結果は引き分けとなった。

9分にワルレイのミドルシュートで攻撃の口火を切ったボタフォゴは12分、相手陣内をドリブルで前進した本田圭佑が右サイドへ流れたアレハンデル・レカロスにボールを預けると、ペナルティエリアでブルーノ・パシェーコに足を掛けられて転倒。VARチェックの結果、主審から与えられたPKを本田が冷静に決めて、15分に先制した。

しかしセアラーも負けじと22分、レオ・シューのパスを左サイドで受けたクレーベルがペナルティエリアに入って右に切り返してシュートコースを作ると、右足を振り抜いてゴールネットに突き刺し 1-1 とした。

だがボタフォゴはすぐに勝ち越す。27分、本田の縦パスを右サイドで受けたブルーノ・ナザーリオがクロスを上げると、マテウス・バビがヘディングでゴールに叩き込んで 2-1 とした。

ボタフォゴには34分にビクトル・ルイスのクロスが相手のハンドを誘い、VARチェックの結果PKを与えられたが、ビクトル・ルイスのPKはクロスバーを越えてしまい、ボタフォゴは3点目のチャンスを逸した。

後半、セアラーは開始からFWヒッキとFWレアンドロ・カルバーリョを投入。するとこの采配が的中し、立ち上がりの50分にビニシウスとのワンツーでペナルティエリアへ上がったレアンドロ・カルバーリョが右足を振り抜いてゴールネットを揺らし、再び同点とした。

セアラーには逆転の絶好機があったが、73分にセットプレイのこぼれ球に反応したクレーベルのヒールシュートは、枠を捉えられず。すると83分にはルイス・オタービオにレッドカードが出て、セアラーは数的不利に陥った。

ボタフォゴは92分、コーナーキックから最後はケウビンが左足でジャンピングボレーシュートに及んだが、枠を捉えたボールはキーパーが正面で弾き返した。すると4分後にイバン・アングーロに2枚目のイエローカードが出されて、ボタフォゴも3点目を奪えなかった。

ボタフォゴは暫定14位に浮上し、セアラーは暫定11位に後退した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2020　第19節　（2020/10/31）
ボタフォゴ	2-2	セアラー
ジエゴ・カバリエーリ	GK	フェルナンド・プラス
ケビン マルセーロ・ベネベヌート カヌ ビクトル・ルイス	DF	エドゥアルド チアゴ ルイス・オタービオ ブルーノ・パシェーコ
カイオ・アレシャンドレ （ペドロ・ハウー） 本田 圭佑 （ジョゼ・ウェリソン） ブルーノ・ナザーリオ	MF	ファビーニョ （フェルナンド・ソブラウ） シャルリス ビニシウス （ウェスクレイ） リーマ （レアンドロ・カルバーリョ） （エドゥアルド・ブロッキ）
アレハンデル・レカロス （ケウビン） マテウス・バビ ワルレイ （イバン・アングーロ）	FW	レオ・シュー （ヒッキ） クレーベル
（PK）　本田 圭佑　15 マテウス・バビ　27	ゴール	22　クレーベル 50　レアンドロ・カルバーリョ
ブルーノ・ナザーリオ 本田 圭佑 マルセーロ・ベネベヌート	イエロー カード	ファビーニョ チアゴ レアンドロ・カルバーリョ ウェスクレイ
イバン・アングーロ	レッド カード	ルイス・オタービオ
フラービオ・テニウス	監督	グト・フェヘイラ
主審：　ジエゴ・ポンボ・ロペス 会場：　エスタジオ・ド・エンジェニョン　（リオ・デ・ジャネイロ）