Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021

6月30日〜7月1日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第8節。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチで行われた「アトレチコ・ミネイロ×アトレチコ・ゴイアニエンセ」は、アルゼンチン代表選手2人の4ゴールでアトレチコ・ミネイロが快勝した。

アトレチコ・ミネイロは8分に右サイドからのクロスにマホーニがスライディングで合わせたが、ボールはキーパーがゴール寸前でキャッチ。それでも26分、自陣でのスローインから中央をドリブルで上がった元ブラジル代表FWフゥキがセンターサークルを過ぎて前方へスルーパスを出すと、ボールに追いついてペナルティエリアに達したアルゼンチン代表MFマティアス・サラーチョが右足でゴールネットを揺らして先制した。

36分にはペナルティエリアから下げられたボールを、マティアス・サラーチョが今度はペナルティアーク付近から右足でゴールに蹴り込んで 2-0 。続けて41分には、フゥキとのワンツーで右サイドを上がったベネズエラ代表FWジェフェルソン・サバリーノが、ペナルティエリアまでボールを運んで中央に折り返す。遅れて上がってきた“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスが左足でゴールに沈めて、3-0 とした。

アトレチコ・ゴイアニエンセは前半のアディショナルタイムに、コーナーキックのクリアボールが飛び上がったフゥキの瀬名方に当たって生まれたこぼれ球を、マルロン・フレイタスが右足のハーフボレーでゴールに蹴り込んで1点を返し、ハーフタイムを迎えた。

後半も主導権はアトレチコ・ミネイロにあり、何度も相手ゴールに迫る。対するアトレチコ・ゴイアニエンセは60分に左からのクロスで決定機を演出したが、ルコンのヘディングシュートはキーパーが右足に当てて外へ弾き出した。

アトレチコ・ミネイロは79分に“ナチョ”の素早いリスタートからフゥキが左足でループシュートに及ぶも、ボールはクロスバーの上で跳ねる。その1分後にはフゥキがペナルティアークの手前で左足を振り抜いたが、枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭った。

それでも88分にカウンターを仕掛けたアトレチコ・ミネイロは、フゥキが中央へ送ったパスを“ナチョ”が左足でゴールに流し込んでトドメを刺した。

快勝したアトレチコ・ミネイロは5位に浮上した一方、アトレチコ・ゴイアニエンセは連敗で10位に後退している。

カンピオナート・ブラジレイロ 2021　第8節　（2021/07/01）
アトレチコ・ミネイロ	4-1	アトレチコ・ゴイアニエンセ
エベルソン	GK	フェルナンド・ミゲウ
マリアーノ イーゴル・ハベーロ ヘーベル チェ・チェ	DF	ドゥドゥ （アルナウド） オリベイラ エデル イーゴル・カリウース （アンドレ・ルイス）
ジャイル イグナシオ・フェルナンデス （カレービ） マティアス・サラーチョ （ネト）	MF	ウィリアン・マラニョン マルロン・フレイタス アルトゥール・ゴメス （バラーリャス）
ジェフェルソン・サバリーノ （ナタン） フゥキ （フェリッピ・フェリッシオ） マホーニ （イオハン）	FW	ジャンデルソン （パブロ・ジエゴ） ゼ・ホベルト （ルコン） ナタナエウ
マティアス・サラーチョ　26 マティアス・サラーチョ　36 イグナシオ・フェルナンデス　41 イグナシオ・フェルナンデス　88	ゴール	45+1　マルロン・フレイタス
	イエロー カード	ジャンデルソン ナタナエウ
クッカ	監督	エドゥアルド・バホーカ
主審：　フラービオ・ホドリゲス・ジ・ソウザ 会場：　エスタジオ・ド・ミネイロン　（ベロ・オリゾンチ）