
- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

ノーゴール判定に至った経緯に怒れるボカの指揮官 「彼は審判でもないのに試合を制御した」
ボカ・ジュニオルスのミゲル・アンヘル・ルッソ監督が試合後の記者会見で相手選手のとある言動に激怒
▲ 試合後に主審と何かを話す“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデス(26番)と、主審と“ナチョ”に詰め寄るボカのミゲル・アンヘル・ルッソ監督(右) (写真提供:TyC Sports)
この試合では、33分にディエゴ・ゴンサーレスがヘディングでゴールに押し込んでボカが先制したかに思われたが、VARチェックの結果、直前にノルベルト・ブリアスコがナタン・シウヴァの背中を押すファウルがあったとして先制点は取り消された。結果は 0-0 (スコアレスドロー)となった。
ルッソ監督は「ディエゴ・ゴンサーレスのゴールは正当だった」と強調して、VARチェックの末にゴールを取り消した主審の判断を批判。しかし、同監督がそれ以上に怒ったのは、アトレチコ・ミネイロに所属する“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスが試合中にとった言動に対してだ。“ナチョ”はピッチで何をしたのか。
ディエゴ・ゴンサーレスのヘディングシュートが決まった直後、アトレチコ・ミネイロのイレブンは数人が主審に近寄って抗議。とりわけスペイン語を話せる“ナチョ”はコロンビア人主審のアンドレス・ホセ・ロハス・ノゲーラ氏に向かってVARチェックをするよう要求したという。
“ナチョ”の要求を受けて主審はVARによる確認を行い、ブリアスコのプッシングを認定。ルッソ監督は、“ナチョ”にVARチェックをするよう主審に促す権利はないとして、同選手の言動に怒っているのであった。
「最も印象に残っているのは、(選手が)試合の邪魔をしないことだが、それをしない者がいた件だ。“ナチョ”だ。彼は審判でもないのに試合を制御した。私は試合中3回忠告したが、彼ら(アトレチコ・ミネイロと主審)はそれを無視した。この事実は非常に深刻だ。選手が状況を処理することは本来あってはならない。VARチェックをするよう強制することがあっていいのか。VARに確認するか否かを判断する権限は、あくまで主審にある」
「今日の試合で改善点も多く見つかったが、選手個々の姿勢や攻撃の形などは良かった。詰めの部分を磨きたい」
スコアレスドローに終わったボカは次週、敵地で結果を残せるか。
◆ ミゲル・アンヘル・ルッソ
- 生年月日:
- 1956年4月9日生まれ
- 死没:
- 2025年10月8日(享年69)
- 出身:
- アルゼンチン(ブエノスアイレス州ラヌース)
- ポジション:
- ミッドフィルダー (現役時代)
1975年にエストゥディアンテスでデビューすると、1982年と翌83年の優勝に貢献。アルゼンチン代表でも活躍したが、頻発した負傷の影響もあって1986年のワールドカップ優勝にはメンバーとしてマラドーナらと喜びを共有できなかった。1989年に引退してすぐに故郷のラヌースで監督を始めると、以降はアルゼンチン国内のクラブを中心に、チリやスペイン、メキシコなどのクラブチームを歴任。2005年にはベレス・サルスフィエールを国内リーグ優勝に導くと、2007年にはボカ・ジュニオルスをリベルタドーレス優勝にも導いた。2017年にはミジョナリオス(コロンビア)を国内リーグ優勝に導いている。2020年にボカの監督に再任されたが、2021年8月17日に成績不振で解任された。その後はサウジアラビアで指揮したり、ロサリオ・セントラル、サン・ロレンソなどでも監督を務めて、2025年6月からは三度ボカを率いていた。元アルゼンチン代表。
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2021.07.13
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