Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021

8月28〜30日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第18節。サンパウロ州の州都サンパウロで行われた「パウメイラス×アトレチコ・パラナエンセ」は、元アルビレックス新潟のホニのゴールが決勝点となりパウメイラスが競り勝った。

首位アトレチコ・ミネイロを追いかけている2位パウメイラスは、17分にハファエウ・ベイガがペナルティエリアの右端から左足でキーパーのファインセーブを誘うシュートを打つと、21分に先制。ハファエウ・ベイガのコーナーキックに合わせたルアンのヘディングシュートが、ゴールネットに突き刺さって均衡を破った。

31分にはコーナーキックからダニーロがゴールに押し込んだが、直前にゼ・ハファエウがヘディングした瞬間にダニーロがオフサイドポジションにいたためノーゴールとなる。35分、38分にはウィリアンが立て続けにシュートを浴びせたが、いずれも枠を逸れた。対するアトレチコ・パラナエンセは、43分にウルグアイ代表MFダビ・テランスがペナルティエリアでトラップしたボールを折り返すと、ギリェルミ・ビソーリが左足でゴールに沈めた。しかしダビ・テランスが左手でトラップしたため、主審はギリェルミ・ビソーリのゴールを取り消した。

後半、アトレチコ・パラナエンセは65分にダビ・テランスからのパスを、ギリェルミ・ビソーリがペナルティアーク付近から右足でゴールネットに突き刺して同点に追いついた。だがパウメイラスは70分に、右サイドを上がったブレーノ・ロペスが折り返したボールをデイベルソンがペナルティエリアでトラップして左足で軽く浮かせると、左足でトラップしたホニが左足でゴールへ流し込み、これが決勝点となった。

勝ったパウメイラスは2位をキープした一方、アトレチコ・パラナエンセは10位以下に転落する可能性が高まっている。

カンピオナート・ブラジレイロ 2021　第18節　（2021/08/28）
パウメイラス	2-1	アトレチコ・パラナエンセ
ウェベルトン	GK	サントス
マルコス・ホッシャ ルアン グスターボ・ゴメス ホアキン・ピケレス	DF	マルシーニョ ペドロ・エンリーキ ゼ・イバウド アビネル・ビニシウス
ダニーロ ゼ・ハファエウ （パトリッキ・ジ・パウラ） ハファエウ・ベイガ （ホニ）	MF	ヒシャルジ （エリッキ） クリスチャン （カルロス・エドゥアルド） レオ・シッタジーニ
ガブリエウ・ベロン （ブレーノ・ロペス） ウィリアン （デイベルソン） ドゥドゥ （フェリッピ・メロ）	FW	ダビ・テランス ジャデル （ペドロ・ホッシャ） ギリェルミ・ビソーリ （ヘナット・カイゼル）
ルアン　21 ホニ　70	ゴール	65　ギリェルミ・ビソーリ
ゼ・ハファエウ デイベルソン フェリッピ・メロ	イエロー カード
アベル・フェレイラ	監督	アントニオ・オリベイラ
主審：　レアンドロ・ペドロ・ブアーデン 会場：　アリアンツ・パルキ　（サンパウロ）