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- CONMEBOL Sudamericana 2021コンメボル・スダメリカーナ 2021
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センテナリオのこけら落としとなった一戦はブラジル勢同士の対決 アトレチコが3年ぶり2度目の優勝
コンメボル・スダメリカーナ 2021 決勝 アトレチコ・パラナエンセ 1-0 レッドブル・ブラガンチーノ
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▲ 28分にバイシクルシュートで先制点をもたらしたニコン(写真提供:Athletico PR)
600万ドル以上の総工費でリニューアルしたエスタディオ・センテナリオのこけら落としとなった一戦は、ゴール裏には観客を入れず、メインスタンドとバックスタンドにのみ観客を入れて開催。レッドブル・ブラガンチーノは8分に右サイドを崩したが、アデルランがゴールライン際から打ったシュートはサイドネットを揺らした。19分にはコーナーキックのクリアボールを拾ってカットインしたトマス・クエージョが、ペナルティエリアの手前から右足でゴールを狙ったが、カーブをかけたシュートはポストをかすめて枠外に逸れた。
アトレチコ・パラナエンセは21分にウルグアイ代表MFダビ・テランスが左足でロングシュートを打ったが、枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭う。それでも28分、ペナルティエリアの左側からダビ・テランスがクロスを上げて、キーパーが両手で弾いたセカンドボールをニコンが、バイシクルシュートでポストの内側を叩くゴールを決めて先制した。
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▲ アトレチコ・パラナエンセは2018年に次ぐ2度目のスダメリカーナ優勝を達成(写真提供:Globoesporte)
両チームともに75分頃から選手交代を開始。終盤はレッドブル・ブラガンチーノがボールを支配して攻め込んだが、86分のコーナーキックではレオ・オルティスのヘディングシュートが枠を捉えられず。後半のアディショナルタイムにはレアンドリーニョがコーナーキックに頭で合わせたが、こちらも枠内にボールを飛ばせなかった。
アトレチコ・パラナエンセは今季、11勝2敗でタイトル奪取に成功。2018年に次ぐ2度目の優勝で、ブラジルのクラブチームとしてはスダメリカーナで初めて二度優勝した。レッドブル・ブラガンチーノは悲願の初優勝とはならず、決勝で涙を呑んだ。
コンメボル・スダメリカーナ 2021 決勝 (2021/11/20) | ||
---|---|---|
アトレチコ・パラナエンセ (ブラジル) |
1-0 | レッドブル・ブラガンチーノ (ブラジル) |
サントス | GK | クレイトン |
ペドロ・エンリーキ チアゴ・エレーノ ニコラス・エルナンデス (ゼ・イバウド) |
DF |
アデルラン ファブリッシオ・ブルーノ レオ・オルティス エジマール (ルアン・カンジード) |
エリッキ (フェルナンド・カネシン) レオ・シッタジーニ (ニコラス) マルシーニョ アビネル・ビニシウス |
MF |
ジャジソン・シウバ プラシェジス (ガブリエウ・ノバイス) トマス・クエージョ (アレハンドロ) |
ダビ・テランス (クリスチャン) ヘナット・カイゼル (ペドロ・ホッシャ) ニコン |
FW |
アルトゥール (レアンドリーニョ) イターロ (ジャン・カルロス・ウルタード) エリーニョ |
ニコン 28 | ゴール | |
レオ・シッタジーニ アビネル・ビニシウス エリッキ |
イエロー カード |
ファブリッシオ・ブルーノ アデルラン |
アウベルト・バレンチン | 監督 | マウリシオ・バルビエーリ |
主審: アンドレス・マトンテ (ウルグアイ) 会場: エスタディオ・センテナリオ (モンテビデオ) |
2021.11.20
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