Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021

元鹿島アントラーズのジョルジーニョ監督率いるクイアバーが残留の可能性を高める貴重な勝利を収める

カンピオナート・ブラジレイロ 2021　第37節　クイアバー　1-0　フォルタレーザ

▲ 8分にPKを決めたエウトン（中央）（写真提供：Gazeta Press）

12月5〜6日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第37節。マット・グロッソ州の州都クイアバーで行われた「クイアバー×フォルタレーザ」は、現役時代も監督としても鹿島アントラーズで活躍したジョルジーニョ監督率いるクイアバーが接戦を制した。

クイアバーは6分に攻め込むと、ペナルティエリアでボールを胸に収めようとしたフェリッピ・マルキスが、ジャキソンのチャージを受けて転倒。このファウルで得たPKをエウトンが決めて、8分に先制した。

フォルタレーザは後半の開始から、3トップに変更して臨んだ。開始直後の48分には、アシスタントコーチが二度目の警告で退席処分になる一幕もあったが、フォルタレーザはボールを支配して後半の45分間は優勢を維持。しかし、相手の堅い守備を最後まで崩しきれずに敗れた。

勝ったクイアバーは勝ち点を46に伸ばして、降格圏（17位）との勝ち点差を3に広げることに成功。まだ降格のリスクは排除されていないものの、残留に向けて大きく前進した。敗れたフォルタレーザは5位のままだが、2022年のリベルタドーレスにグループリーグから出場する権利を獲得している。

カンピオナート・ブラジレイロ 2021　第37節　（2021/12/06）
クイアバー	1-0	フォルタレーザ
ワウテル	GK	マルセーロ・ボエッキ
ルーカス・ハモン（アンデルソン・コンセイソン）パウロン（マルロン）アラン・エンペレウルウエンデウ	DF	ジャキソン（チンガ）マルセーロ・ベネベヌートチチ
カミーロペペ（アウレミール）マックス（ハファエウ・ガバ）フェリッピ・マルキス	MF	ホナウジマテウス・ジューザイアゴ・ピカシュウブルーノ・メロ（オズバウド）ルーカス・リーマ（ホマリーニョ）
ジョナタン・カフー（イェスス・カブレーラ）エウトン	FW	バレンティン・デピエトリ（デイビッジ）ウェウリントン・パウリスタ（ホビソン）
（PK）　エウトン　08	ゴール
パウロン	イエローカード	ホナウジガストン・リエンド（アシスタントコーチ）マルセーロ・ベネベヌートマテウス・ジューザ
	レッドカード	ガストン・リエンド（アシスタントコーチ）
ジョルジーニョ	監督	ファン・パブロ・ボイボーダ
主審：　エーベル・ホベルト・ロペス会場：　アレーナ・パンタナウ　（クイアバー）