
- Campeonato Gaúcho 2022カンピオナート・ガウーショ 2022

インテルナシオナウは3点差を追いつけず敗退 終了間際にはトンネルで退場者同士の喧嘩未遂も
カンピオナート・ガウーショ 2022 準決勝 2nd.Leg グレミオ 0-1 インテルナシオナウ

▲ ボールを取り合うルーカス・シウバ(左)とガブリエウ(右)(写真提供:Placar)
1st.Leg を 0-3 で落としているインテルナシオナウは、早い時間に先制しようと攻め込む。9分には右サイドを上がったマウリシオのクロスにデイビッジが頭で合わせたが、枠を捉えたボールはキーパーに弾き出された。45分には元ブラジル代表FWタイソンが右から折り返したボールにウェズレイ・モライスが足元で合わせるも、シュートは浮いてしまった。
後半、インテルナシオナウは64分にタイソンが右足でフリーキックを放つと、無回転で壁を越えたボールがゴールネットに突き刺さって先制した。
グレミオは70分にフェヘイラがコーナーキックに頭で合わせたが、ヘディングシュートはキーパーがファインセーブ。対するインテルナシオナウは73分にマウリシオが、ペナルティエリアの左側を崩して角度のないところからシュート。79分にはブラジル代表MFエデニウソンがミドルレンジで右足を振り抜いたが、枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭った。
後半のアディショナルタイム、決勝進出を確信してスタンドのサポーターを煽るグレミオのイレブンに対し、インテルナシオナウは選手たちが苛立ちを募らせた。すると両軍入り乱れてのもみ合いになって、両チームに退場者が出てしまう。試合に出ていないのにレッドカードを受けたブルーノ・メンジスは、ロッカールームに通ずるトンネルでフェフェイラを挑発。あわやピッチ外での喧嘩になりかけたが、両者とも近くにいた警備員に制止されて暴力沙汰は免れた。
この結果、決勝は「イピランガ・ジ・エレシン vs グレミオ」がホーム&アウェイで2試合行われることになった。
カンピオナート・ガウーショ 2022 準決勝 2nd.Leg (2022/03/23) | ||
---|---|---|
グレミオ | 0-1 | インテルナシオナウ |
ブレーノ | GK | ダニエウ |
ホドリギス (マテウス・サララー) ペドロ・ジェロメウ ブルーノ・アウベス ニコラス |
DF |
ファブリシオ・ブストス カイーキ・ホッシャ ビクトル・クエスタ リジエーロ |
チアゴ・サントス (ガブリエウ・シウバ) ルーカス・シウバ ビッテロ (フェルナンド・エンリーキ) ハミントン・カンパス (ジャンデルソン) エリーアス (フェヘイラ) |
MF |
ガブリエウ (ジョニー) エデニウソン マウリシオ (グスターボ・マイア) タイソン (マテウス・カドリーニ) ウェズレイ・モライス |
ジエゴ・ソウザ | FW |
デイビッジ (カイオ・ビダウ) |
ゴール | 64 タイソン | |
ニコラス フェヘイラ |
イエロー カード |
マウリシオ |
ホージェル・マシャード | 監督 | アレキサンデル・メディーナ |
主審: レアンドロ・ペドロ・ブアーデン 会場: アレーナ・ド・グレミオ (ポルト・アレグレ) |
2022.03.23
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- ブラジレイロンでは昨年セリエBに降格した名門グレミオ 州選手権を制して5連覇を達成カンピオナート・ガウーショ 2022
- インテルナシオナウは3点差を追いつけず敗退 終了間際にはトンネルで退場者同士の喧嘩未遂もカンピオナート・ガウーショ 2022
- グレミオが敵地で快勝 ダレッサンドロを温存したインテルナシオナウは次に3点差を追いつけるかカンピオナート・ガウーショ 2022
- 元U-23アルゼンチン代表FWカレーリのバイシクルシュートで勝ったサンパウロがグループ首位に浮上カンピオナート・ガウーショ 2022
- クラシコの延期に至った投石事件で両会長の見解に相違 責任の所在が不明瞭のままで決着するのかカンピオナート・ガウーショ 2022
- 試合前の暴動によりクラシコは延期に 投石被害を受けたグレミオではビヤサンティが顔面を負傷カンピオナート・ガウーショ 2022
- インテルナシオナウに帰ってきたダレッサンドロが得意の左足で直接フリーキックを決めるカンピオナート・ガウーショ 2022
- 前半に退場者も出たファイナル 逆転負けを防いだグレミオが4年連続40度目の州選手権優勝カンピオナート・ガウーショ 2021
- インテルナシオナウはチアゴ・ガリャルドのゴールで先制も… グレミオが後半に逆転して先勝カンピオナート・ガウーショ 2021
- 20歳のレオ・シューが値千金の決勝ゴール クラシコを制したグレミオは首位に躍り出るカンピオナート・ガウーショ 2021
- ペルー代表FWゲレーロが210日ぶりの実戦復帰 試合はインテルナシオナウが逆転勝利カンピオナート・ガウーショ 2021
- 逆転されても3点目を許さなかったグレミオ 1st.Legの勝利が効いて3年連続39度目の優勝カンピオナート・ガウーショ 2020