Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

7月19〜21日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第18節。リオ・グランジ・ド・スウ州の州都ポルト・アレグレで行われた「インテルナシオナウ×サンパウロ」は、激しい点の取り合いも甲乙つかず引き分けとなった。

先制したのはインテルナシオナウ。3分に左サイドのペナルティエリア付近でセットプレイを得ると、フリーキックに合わせたペドロ・エンリーキのダイビングヘッドがキーパーの両手を弾いてゴールに吸い込まれた。だがサンパウロは9分、右サイドを崩してイーゴル・ビニシウスがペナルティエリアでボールを折り返すと、ニコンが左足で合わせてゴールに沈め 1-1 とした。

インテルナシオナウは24分に、カルロス・デ・ペーナのスルーパスでペナルティエリアの左端を上がったアレモンがクロスを上げると、ペドロ・エンリーキがヘディングでゴールに押し込み勝ち越しに成功。しかしサンパウロは29分にイーゴル・ビニシウスのスルーパスを受けたルシアーノが最終ラインを突破してグラウンダーのクロスを上げると、最後はニコンが右足でゴールへ。副審は旗を上げてオフサイドとジャッジしたが、VARチェックの結果ニコンはオフサイドでなかったことがわかり、31分に同点ゴールが認定された。

インテルナシオナウは前半のうちに勝ち越す。37分、ブラジル代表MFエデニウソンのスルーパスでペナルティエリアに入ったアレモンが、キーパーと交錯して転倒。このファウルで得たPKをエデニウソンが決めて、インテルナシオナウの1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半、インテルナシオナウは49分にスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出したペドロ・エンリーキが、グラウンダーのクロスを上げて元ブラジル代表DFハフィーニャのオウンゴールを誘発したが、副審はペドロ・エンリーキがオフサイドだったと主張。VARの検証でもオフサイドが確認されたため、インテルナシオナウの4点目は幻となった。

すると判定に救われたサンパウロは52分、ハフィーニャが右サイドから上げた低いクロスを、ルシアーノが頭でゴールに流し込んで三度追いついた。

終盤はインテルナシオナウに多くのチャンスがあったが、サンパウロは守護神のファインセーブ連発で相手に4点目を与えなかった。

インテルナシオナウは6位に後退し、サンパウロは10位に後退した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2022　第18節　（2022/07/20）
インテルナシオナウ	3-3	サンパウロ
ダニエウ	GK	チアゴ・コウト
エイトル （エステバン） ホドリーゴ・モレード ガブリエル・メルカード モイゼス （タウアン・ララ）	DF	ハフィーニャ ルーカス・ベラルド （ジエゴ） ルイゾン
ガブリエウ エデニウソン マウリシオ （ジョニー） カルロス・デ・ペーナ （デイビッジ） ペドロ・エンリーキ	MF	ガブリエル・ネベス  タリス （パブロ・マイア） イーゴル・ビニシウス ホドリーゴ・ネストル （イーゴル・ゴメス） ニコン （エデル ） マルコス・ギリェルミ （ウェリントン）
アレモン （ワンデルソン）	FW	ルシアーノ
ペドロ・エンリーキ　03 ペドロ・エンリーキ　24 （PK）エデニウソン　40	ゴール	09　ニコン 31　ニコン 52　ルシアーノ
ホドリーゴ・モレード エイトル モイゼス ガブリエル・メルカード	イエロー カード	ルシアーノ チアゴ・コウト ガブリエル・ネベス  ハフィーニャ ルイゾン
マノ・メネーゼス	監督	ホジェーリオ・セニ
主審：　マルセーロ・ジ・リーマ・エンリーキ 会場：　エスタジオ・ベイラ・リオ　（ポルト・アレグレ）