
- Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

ウルグアイ代表FWカノービオのゴールは取り消されるも… 後半のPKでアトレチコがサンパウロを撃破
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第20節 アトレチコ・パラナエンセ 1-0 サンパウロ

▲ 68分にPKを決めたビットル・ブエーノに駆け寄って祝福するアトレチコ・パラナエンセのイレブン(写真提供:Globoesporte)
アトレチコ・パラナエンセは2分、マンチェスター・シティ(イングランド)から完全移籍で17年ぶりに古巣に戻ってきた元ブラジル代表MFフェルナンジーニョがペナルティエリアでループシュートを放ったが、ボールはキーパーにキャッチされる。6分にはビットル・ホッキがペナルティエリアで倒されたように見えたが、主審は笛を吹かなかった。
アトレチコは20分に、味方のシュートのこぼれ球をウルグアイ代表FWアグスティン・カノービオが左足でゴールに流し込んだ。スタンドは大歓声に包まれ、先制したかに思われたが、VARからの無線連絡を受けた主審はビットル・ホッキのオフサイドを取ってカノービオのゴールを取り消した。
一方、スダメリカーナの試合を3日後に控えていることもあり、主力の大半を温存したサンパウロは、40分にジュリアーノ・ガロッポがフィニッシュに持ち込んだが、右足にジャストミートしなかったボールはキーパーにキャッチされた。
アトレチコは前半のアディショナルタイムにビットル・ホッキがペナルティエリアで右足を振り抜くも、キーパーがファインセーブで対応。スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半、サンパウロのホジェーリオ・セニ監督は流れを変えようと開始からまもなくレオ、イーゴル・ゴメス、ジョナタン・カレーリを投入。対するアトレチコは50分にビットル・ホッキがペナルティエリアでキーパーと交錯して転倒。PKを得たが、チアゴ・エレーノのPKはキーパーにコースを読まれて決められなかった。
試合が動いたのは65分。ペナルティエリアの右端でドリブルを仕掛けたカノービオがジョアン・モレイラとの接触で倒されると、一旦はフリーキックを指示していた主審はVARとの確認でPKに変更。このPKをビットル・ブエーノが決めて、アトレチコが先制した。
サンパウロは82分にセンターサークルからのスルーパスでキーパーと1対1になったジョナタン・カレーリが、キーパーをも抜いて無人のゴールへボールを流し込んだが、副審の旗が上がってオフサイド。結局サンパウロは最後までゴールを奪えなかった。
勝ったアトレチコ・パラナエンセは4位に浮上。対するサンパウロは10位につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第20節 (2022/07/31) | ||
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アトレチコ・パラナエンセ | 1-0 | サンパウロ |
ベント | GK | フェリッピ・アウベス |
ケウベン マテウス・フェリッピ チアゴ・エレーノ アビネル・ビニシウス (ペドリーニョ) |
DF |
ハフィーニャ ミランダ ルイゾン (ジョナタン・カレーリ ) ジョアン・モレイラ |
フェルナンジーニョ エリッキ ビットル・ブエーノ (レオ・シッタジーニ) |
MF |
パブロ・マイア タリス (レオ) ジュリアーノ・ガロッポ ホドリギーニョ (イーゴル・ゴメス) |
アグスティン・カノービオ (マルセーロ・シリーノ) トマス・クエージョ (ビチーニョ) ビットル・ホッキ (ホムーロ) |
FW |
マルコス・ギリェルミ (ホドリーゴ・ネストル) ニコン (ルシアーノ) |
(PK)ビットル・ブエーノ 68 | ゴール | |
フェルナンジーニョ チアゴ・エレーノ レオ・シッタジーニ |
イエロー カード |
ルイゾン ニコンbr /> フェリッピ・アウベス ルシアーノ |
ルイス・フェリッピ・スコラーリ | 監督 | ホジェーリオ・セニ |
主審: マルセーロ・ジ・リーマ・エンリーキ 会場: アレーナ・ダ・バイシャーダ (クリチーバ) |
2022.07.31
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