
- Liga Profesional de Fútbol de AFA 2022リーガ・プロフェシオナル 2022

インドネシアの悪夢を彷彿とさせた6日の事件現場 家族の身を案じた選手たちの生々しい証言
催涙ガスの充満で中断した6日の事件現場に居合わせたヒムナシア・ラ・プラタの選手たちが覚えた違和感と危機感
▲ 催涙ガスの刺激物を水で洗い流すヒムナシア・ラ・プラタのレオナルド・モラーレス(写真提供:Olé)
ベンチ入りしていたFWニコラス・コンティンは、状況が徐々に緊迫していく様子を如実に説明。
「観客が次々にスタンドから立ち去っていくのを見て異変に気づくと、次第にガスの臭いが漂ってきた。真っ先に浮かんだのは、家族のことだった。その後、スタンドから避難するように観客がピッチになだれ込んできて、観戦に来ていた家族が心配になった。急いで駆けつけたかったが、身動きが取れなかった。私の母は催涙ガスを吸い込んでしまい、気絶しそうになった。FWエリック・ラミーレスが機転を利かせて、私の母を救護してくれた。彼には心から感謝したい」
右サイドバックとしてスタメン出場していたDFギジェルモ・エンリケも、現場に居合わせて覚えた違和感を言葉にした。
「これはクレイジーだ。すべてが完全に正常に進行していたはずが、観客が移動を始めて、徐々にピッチに避難してきたときには異常を確信した。絶望にも似た何かを感じた」
▲ 催涙ガスの充満したスタンドから逃れようとピッチに避難した大勢の観客。スタンドの出入口では警官が通行を許可しなかったことも、スタンドの混乱に拍車をかけたとみられている(写真提供:Olé)
「スタジアムに連れてきていた2歳半の我が子は、一時呼吸困難に陥って家族とともにロッカールームに避難してきた。あの場にいたたくさんの人が苦しんでいたことは想像に難くない。一人でも多くの人を助けるために、水は使い果たした。小さなペットボトルに入った水を、スタンドで苦しむ人々に渡すために何度か持っていった」
スタメン出場していたFWフランコ・ソルダーノを襲った不安は、生やさしいものではなかった。
「家族を見つけるまでの約45分間は、我が人生で最も長い時間だった。私はスタンドに登っては、ピッチに降りたりと必死で愛する家族を捜し回った。家族と再会するまでの間に、ほかに何をしたかは覚えていない。ホッとした。(家族に会えたときには)とにかくホッとした。医者である父は、多くの観客をその場で診療していた」
当事者の説明を把握するだけでも、当時の混乱ぶりがうかがい知れる。
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2022.10.06
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