- Campeonato Brasileiro Serie A 2024ブラジル全国選手権 1部 2024
ボタフォゴがクラシコを制して首位堅守 フラメンゴはアラスカエータが負傷退場など誤算だらけ
カンピオナート・ブラジレイロ 2024 第23節 ボタフォゴ 4-1 フラメンゴ
▲ 前半4分に左のハムストリングスを痛めて負傷退場を余儀なくされたウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータ(左)(写真提供:Globoesporte)
試合はボタフォゴが開始早々に先制。3分、マルロン・フレイタスのアーリークロスに反応して右サイドをオーバーラップしたマテオ・ポンテが、ヘディングでゴールに叩き込んだ。
フラメンゴは前半4分、ウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが左のハムストリングスを痛めてピッチを去る羽目に。ペドロ、ガブリエウ・バルボーザ、エベルトン・セボリーニャ、マティアス・ビニャと負傷療養中の選手リストに、アラスカエータまでもが加わりチッチ監督にとっては苦悩の種が増えてしまった。
それでもフラメンゴは24分、センターバックながらこの日はボランチで起用されたレオ・オルチスがセンターサークル付近から前線へロングパスを出すと、最終ラインの裏へ抜け出したブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが左足で軽くボールを浮かせるループシュートを決めて追いついた。
ボタフォゴは39分、右からのアーリークロスに反応したグレゴーリが頭で折り返すと、イーゴル・ジェズスがヘディングシュートを決めた。だがグレゴーリがオフサイドだったため、ボタフォゴは前半のうちに勝ち越せなかった。
後半はボタフォゴがゴールを重ねていく。まずは54分、左サイドからペナルティエリアに入ったティアゴ・アルマーダが右足を振り抜くと、相手に阻まれるもセカンドボールをイーゴル・ジェズスが左足でゴールに蹴り込んで勝ち越しに成功した。
▲ 途中出場のマテウス・マルチンスは2ゴールを決めて勝利に貢献(写真提供:Globoesporte)
さらに後半のアディショナルタイムには、左サイドでパスを受けたマテウス・マルチンスがドリブルでペナルティエリアへ切れ込んで左足でゴールネットに突き刺して勝利を決定づけた。
勝ったボタフォゴは首位の座を堅守した一方、敗れたフラメンゴは4位に後退した。
カンピオナート・ブラジレイロ 2024 第23節 (2024/08/18) | ||
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ボタフォゴ | 4-1 | フラメンゴ |
ジョン | GK | アグスティン・ロッシ |
マテオ・ポンテ (チェ・チェ) バストス アレキサンデル・バルボーサ クイアバーノ |
DF |
ウェズレイ ファブリッシオ・ブルーノ (レオ・ペレイラ) ダビ・ルイス アイルトン・ルーカス (ギジェルモ・バレーラ ) |
グレゴーリ マルロン・フレイタス (アラン) ルイス・エンリーキ (カルロス・アウベルト) ジェフェルソン・サバリーノ ティアゴ・アルマーダ (マテウス・マルチンス) |
MF |
アラン (ロハン) レオ・オルチス ジェルソン (エベルトン・アラウージョ) ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ビクトル・ウーゴ) |
イーゴル・ジェズス (チキーニョ・ソアーレス) |
FW |
ブルーノ・エンリーキ カルリーニョス |
マテオ・ポンテ 03 イーゴル・ジェズス 54 マテウス・マルチンス 84 マテウス・マルチンス 90+4 |
ゴール | 24 ブルーノ・エンリーキ |
クイアバーノ マテオ・ポンテ アレキサンデル・バルボーサ ジェフェルソン・サバリーノ |
イエロー カード |
アイルトン・ルーカス カルリーニョス |
アルトゥール・ジョルジェ | 監督 | チッチ |
主審: ブルーノ・アルレウ・ジ・アラウージョ 会場: エスタジオ・ド・エンジェニョン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2024.08.18
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