Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

11日に行われた開幕戦で、開催国のチリは 2-0 でエクアドル相手に勝利を収めた。試合後、チリを指揮するホルヘ・サンパオリ監督は、初戦の白星を冷静に振り返った。

「前半はエクアドルの守備が良かったこともあるが、我々のほうは緊張していて動きが硬かった。前半のうちに、それも20分までに先制することを想定していたから、前半の内容は批判されても仕方ないかと思う。後半は選手の硬さもとれて、内容も良くなった。様々なプレッシャーがのしかかる中で、よく勝てたと思う。選手全員を評価している」

そして同監督はゴールを決めた2人の選手を、次のように評した。
「ビダルは試合の流れを読んでいたし、ペナルティエリアで明確な意図を持ってドリブルを仕掛けたのはクレバーだった。PKではプレッシャーがあったに違いないが、しっかり決めてくれたね。チャンピオンズリーグの決勝を戦い終えてからまだ日が浅いことを踏まえれば、よく頑張ってくれたと思う」

「バルガスが決めた2点目は、彼の自信を感じ取れた。元々決定力のあるストライカーだから、彼には引き続きゴールを期待している」