Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

26日に行われたコパ・アメリカの準々決勝を終えて、アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督はPK戦にもつれこんだことに違和感を覚えていたようだ。

アルゼンチン代表がPK戦を制して準決勝進出を決めた試合の後で、ヘラルド・マルティーノ監督はコロンビア戦を次のように振り返った。

「コロンビア代表は素晴らしい試合をしたが、それでも前後半を通して優れた内容だった我々にとってはPK戦にもつれこんだことは不公平だったと言わざるをえない。PK戦になる前に決着をつけたかった」

「90分でゴールを決めるチャンスはいくつもあったが、無得点に終わったのは相手のキーパーを褒めるしかない。オスピーナのセービングは素晴らしかった」

攻撃の起点として最後までプレイしたリオネル・メッシは、コロンビア戦を今大会のベストマッチと表現し、「今日の我々はこれまでで最高の試合をしたと思う。チーム状態が良かったから90分のうちにゴールを決めておきたかったね。PK戦は冷や冷やしたけど、我々は勝利に値する試合ができていたと思う」と述べた。

後半途中から出場し、PK戦で最後のキッカーにもなったカルロス・テベスは、「この勝利はチーム全員で勝ち得たものだ。私はこのチームの一員であることを誇りに思う」と述べている。