Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

6月30日に行われたコパ・アメリカの準決勝で、パラグアイはアルゼンチンの前に大敗を喫した。試合後、パラグアイを率いるラモン・ディアス監督は「世界最高のチームに負けた」と完敗を認めるコメントを残した。

試合後の記者会見でラモン・ディアス監督は、自身の母国代表に対して最上級の賛辞を送り次のように試合を振り返った。

「我々は胸を張ってこの試合に臨んだが、相手があまりにも強すぎた。我々は“世界最高のチーム”に負けたのだ。今日と同じパフォーマンスを決勝でも発揮するのであれば、優勝はアルゼンチンだろう」

「我々は決勝に進むべく、できる限りの準備をした。だがそれを試合で出せなかった。メッシという世界最高の選手一人に崩された場面もあった」

「結果は残念だが、私は勇敢に戦ったパラグアイ代表を誇りに思う。ブラジルを破ったことも含めて、パラグアイは今大会を経ていろいろな収穫を得たと思っている。前半に重要な2人が負傷したのは誤算でも、国の威信を賭けて戦い抜いた選手の努力には満足している。パラグアイ代表は将来さらに成長するだろう」