Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

準決勝でパラグアイを相手に大勝し、アルゼンチンは決勝進出を決めた。アルゼンチンを率いるヘラルド・マルティーノ監督は、2大会連続で決勝に導いた監督としてその名を歴史に刻んだ。

ヘラルド・マルティーノ監督は、2011年に行われた前回大会でパラグアイ代表を決勝まで導いた。このときは準優勝に終わったが、コパ・アメリカの戦い方を熟知した名将は今大会で母国アルゼンチンをチャンピオンにする使命感を強く抱いている。パラグアイ戦の記者会見で、同監督は現在の心境を語った。

「決勝進出のプレッシャーは少なからずあったが、危なげない内容で勝ててよかった。コパ・アメリカはワールドカップより小さな規模だが、歴史と伝統のある大会で2大会連続で決勝に進められたことに、とても興奮している。コロンビア戦で出た課題も修正できて、今回は強い内容を見せつけることができた」

決勝の試合運びについて質問が及ぶと、同監督は「決勝でも戦術やスタメンを大幅に変えるつもりはない。これまでと同じスタンスでタイトルを獲りたい」と、優勝を意識した発言に終始した。