- Copa América 2019コパ・アメリカ 2019
優勝の将が大会を回顧 「このチームはまだ成長の余地がある」 「チームワークが優れていた」
コパ・アメリカを優勝したブラジル代表のチッチ監督の大会回顧と期待している若手
▲ コパ・アメリカの優勝セレモニーを終えて笑顔で拍手するブラジル代表のチッチ監督
チッチ監督には、今大会の結果に関係なく、ブラジル代表が改善して伸ばさなければならないところがまだまだあると説明。改善の余地がある分、チームがさらに成長するとの見解を示した。
「コパ・アメリカで全敗しても全勝しても、チームの課題は必ず生まれる。優勝した今回も、戦術的な改善や、中盤の構成など複数の点で成長の余地があることがわかった」
そんなチッチ監督には、期待している若手がいるという。
「今の代表メンバーに衰えは確認できないが、それでも他の選手がセレソンに食い込む可能性は十分ある。たとえばルーカス・パケターはまだまだ伸びしろがあるし、今後さらに成熟する選手だろう。あとはビニシウス・ジュニオールもこれからの成長が楽しみな選手だね」
そして今大会でブレイクした選手の筆頭として、エベルトンについてもチッチ監督は話題にした。
「エベルトンがここまで活躍すると、開幕前に誰が予想していただろう。それが決勝ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されて、得点王にも輝いた。次はパウメイラスのGKウェベルトンかもしれないし、ドゥドゥ、ファビーニョ、マルセーロ、ドウグラス・コスタかもしれない。すべての選手にチャンスがあるし、私はセレソンに招集するすべての選手を平等にリスペクトしている」
最後に、チッチ監督はブラジル代表がネイマール不在でもコパ・アメリカを優勝した事実にも触れた。
「ネイマールは並外れた選手だが、彼を欠いても優勝できたのはチームワークが優れていたからだと思う。選手単位でなく、チームとしてのバランスが重要なのだ。そのバランスがとれていれば、スーパースターがいなくてもこうして勝てるのだから」
2019.07.12
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