
- Campeonato Mineiro 2020カンピオナート・ミネイロ 2020

昨年ブラジレイロンでクラブ史上初のセリエB降格となったクルゼイロ 州選手権でも準決勝に進めず
カンピオナート・ミネイロ 2020 第11節 カウデンシ 0-1 クルゼイロ

▲ 14分に先制ゴールを決めたヘージス(10番)は仲間に祝福される
クルゼイロが準決勝進出の4位以内に食い込むためには、この試合を3点差以上で勝つか、もしくは2点差以内で勝った上で宿敵アトレチコ・ミネイロの敗北に期待する状況にあった。勝利を最低条件とするクルゼイロは、14分に先制。ペナルティアーク付近でヘージスが左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。
クルゼイロは21分にボリビア代表FWマルセーロ・モレーノがペナルティエリアで右足を振り抜いたが、シュートは相手に当たる。対するカウデンシは29分あたりから反撃に転じたが、相手キーパーのファインセーブもあってゴールを割れなかった。
後半、カウデンシは立ち上がりの48分にジョアン・ビクトルがミドルシュートを打ったが、ボールはキーパーの指先に触れるとポストを直撃。クルゼイロは74分にマルロンがクロスに頭で合わせたが、枠を捉えたボールはキーパーにキャッチされた。カウデンシは83分に右からのクロスにフランクリンが頭で合わせたが、枠を捉えたボールはキーパーによって弾き出された。
クルゼイロは勝ち点3を得たものの、1点差止まりに終わったため得失点差でカウデンシを上回れず。さらには同時刻の試合で宿敵アトレチコ・ミネイロが快勝したことで、クルゼイロは4位以内に届かず準決勝進出の権利を逃した。
クルゼイロは昨年ブラジレイロンでクラブ史上初のセリエB降格となり、今年は1年での昇格が懸かっている重要な一年だ。しかし、州選手権でこのような結果に終わるようだと、8月に開幕するブラジレイロン・セリエBも厳しいシーズンになるかもしれない。
カンピオナート・ミネイロ 2020 第11節 (2020/07/29) | ||
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カウデンシ | 0-1 | クルゼイロ |
アリソン | GK | ファービオ |
フィリッピ・ソウザ ジョナタン ルーカス・ムファーロ ハファエウ・ホーザ (ベホーニ) |
DF |
ラウール・カセレス カカ マルロン パトリッキ |
ルーカス・シウバ アンドレ・メンサロン ナタン |
MF |
アリエル・カブラル ジャジソン・シウバ (ジェアン) ヘージス (ホベルソン) マウリシオ (クラウジーニョ) |
ジョアン・ビクトル アルトゥール (フランクリン) ジョアン・ペドロ (カイキ・マシエウ) |
FW |
マルセーロ・モレーノ (イーゴル・チアゴ) ステニオ (ウェリントン) |
ゴール | 14 ヘージス | |
ハファエウ・ホーザ ジョナタン ナタン アンドレ・メンサロン |
イエロー カード |
ステニオ ジャジソン・シウバ |
マウロ・グリッピ | 監督 | エンデルソン・モレイラ |
主審: ホネイ・カンジード・アウベス 会場: エスタジオ・ド・ホナウドン (ポッソス・ジ・カウダス) |
2020.07.29
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