Campeonato Mineiro 2025カンピオナート・ミネイロ 2025

3月15日に行われたカンピオナート・ミネイロの決勝 2nd.Leg。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチで行われたクラシコ「アメリカ・ミネイロ×アトレチコ・ミネイロ」は、アメリカ・ミネイロが勝利。しかし 1st.Leg を 4-0 で勝っていたアトレチコ・ミネイロにタイトルがもたらされた。

アトレチコ・ミネイロは9分に左サイドをオーバーラップしたブラジル代表DFギリェルミ・アラーナがクロスを上げたが、トマス・クエージョのヘディングシュートは惜しくもファーサイドへ流れた。43分には元アルビレックス新潟のブラジル代表FWホニがペナルティエリアの手前で右足を振り抜いたが、こちらもわずかに枠を逸れた。

後半も主導権はアトレチコ・ミネイロが握っていたが、少しずつ盛り返したアメリカ・ミネイロにも決定機が訪れる。72分にはアジソンが左足でミドルシュートを放ち、わずかに浮いたがチャンスメイクした。すると77分、フェルナンド・エリサーリからのパスをペナルティアーク付近でトラップしたジョナタスが、少しカットインしてペナルティアークから右足でゴール隅に流し込み、アメリカ・ミネイロが先制した。

アトレチコ・ミネイロは86分にアラン・フランコからのフィードをデイベルソンが頭で前方に流してカウンターに転じると、右サイドからドリブルでペナルティエリアに達したホニが右足でシュート。キーパーに阻まれるもセカンドボールを再びホニがシュートに持ち込んだが、ボールはファーサイドへ流れた。

後半のアディショナルタイムには、ボールを巡ってサイドライン際で競り合っていたギリェルミ・アラーナとアジソンが口論になり、互いの胸を両手で押し合いながら喧嘩に発展。主審は両者にレッドカードを出して退場させる一幕もあった。

アトレチコ・ミネイロの州選手権優勝は6年連続50回目。同州の優勝回数はクルゼイロが38回、アメリカ・ミネイロが16回と続き、アトレチコ・ミネイロが他を圧倒している。

カンピオナート・ミネイロ 2025　決勝 2nd.Leg　（2025/03/15）
アメリカ・ミネイロ	1-0	アトレチコ・ミネイロ
ジョリ	GK	エベルソン
マリアーノ ヒカルド・シウバ ルコン マルロン	DF	ナタナエウ リアンコ ジュニオール・アロンソ  ギリェルミ・アラーナ
カウア・ジーニス （ジョゼフェル） ミケイアス （フェリッピ・アマラウ） イアゴ・サントス （フェルナンド・エリサーリ）	MF	アラン・フランコ  グスターボ・スカルパ （イーゴル・ゴメス） ガブリエウ・メニーノ （ベルナール） フーベンス （パトリッキ）
ファビーニョ （アジソン） ジョナタス フィゲイレード （ダビ・ロペス）	FW	トマス・クエージョ  （デイベルソン） ホニ （フゥキ）
ジョナタス　77	ゴール
フィゲイレード カウア・ジーニス	イエロー カード	リアンコ
アジソン	レッド カード	ギリェルミ・アラーナ
ウィリアン・バチスタ	監督	クッカ
主審：　ダビ・ジ・オリベイラ・ラセルダ 会場：　エスタジオ・ド・ミネイロン　（ベロ・オリゾンチ）