Campeonato Mineiro 2025カンピオナート・ミネイロ 2025

2月22日に行われたカンピオナート・ミネイロの準決勝 2nd.Leg。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチで行われた「アメリカ・ミネイロ×クルゼイロ」は、1-1 で終了。2試合合計スコア 2-2 でPK戦にもつれ込み、PK戦を制したアメリカ・ミネイロが決勝進出を果たした。

1st.Leg を 1-1 で終えて迎えた2戦目。クルゼイロは16分にマテウス・エンリーキが右足でミドルシュートを放ったが、枠を捉えたボールはキーパーに弾き出された。対するアメリカ・ミネイロは32分、右サイドからのロングスローを前線で受けたフィゲイレードがゴールに背を向けたままヒールパスで最終ラインの裏へボールを送ると、ペナルティエリアに達したアジソンがペナルティアークへパス。トラップしたマルロンが左足でゴールに流し込んだ。オフサイドディレイで副審の旗が上がったが、VARチェックの結果、裏へ抜け出したアジソンはオフサイドでなかったためゴールが認められた。

しかしクルゼイロはすぐに追いついた。40分、左サイドでセットプレイを得るとエドゥアルドはペナルティエリアへボールを送らず中盤でフリーのルーカス・ロメーロへパスを出した。トラップしたルーカス・ロメーロは右足でミドルシュートをゴール隅に決めて、1-1 とした。

後半、アメリカ・ミネイロは55分にバホスがミドルシュートを放ったが、枠を捉えたボールはキーパーに弾き出される。対するクルゼイロは78分に前線でインターセプトしたドゥドゥが一人を抜いてペナルティエリアでキーパーを引きつけると中央にパス。“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザが左足で打ったシュートはカバーに戻ったルコンに弾き返され、クリアボールを拾ったカイオ・ジョルジがキーパーを引きつけて再び“ガビゴウ”にボールを預けたが、“ガビゴウ”が再び左足で打ったシュートは今度はクロスバーの上を通過して追加点を得られなかった。

アメリカ・ミネイロは89分に自陣からのロングフィードで右サイドからペナルティエリアに入ったイアゴ・サントスが、背後からマルロンに足を掛けられて転倒。主審は一旦流したが、VARからの連絡でオンフィールドレビューをするとマルロンのファウルがあったとジャッジしてアメリカ・ミネイロにPKを与えた。ところがジョナタスのPKは元ブラジル代表GKカッシオにキャッチされ、アメリカ・ミネイロもまた追加点のチャンスをものにできなかった。

PK戦。クルゼイロは1人目のウィリアンがキーパーに阻まれると、3人目のマルロンは右へ大きく外してしまう。一方のアメリカ・ミネイロはフィゲイレード以外の4人が決めて、2年ぶりの決勝進出を果たした。

カンピオナート・ミネイロ 2025　準決勝 2nd.Leg　（2025/02/22）
アメリカ・ミネイロ	1-1 PK 4-2	クルゼイロ
マテウス・メンジス	GK	カッシオ
ジュリオ （マリアーノ） ヒカルド・シウバ ルコン マルロン	DF	ウィリアン ファブリッシオ・ブルーノ ジョナタン・ジェズス カイキ・ブルーノ （マルロン）
カウア・ジーニス （ミケイアス） バホス マルティン・ベニーテス （フェルナンド・エリサーリ）	MF	ルーカス・ロメーロ  マテウス・エンリーキ エドゥアルド （マルキーニョス）
ヘナット・マルキス （ジョナタス） フィゲイレード アジソン （イアゴ・サントス）	FW	ドゥドゥ ガブリエウ・バルボーザ カイオ・ジョルジ （ ヤニク・ボラシエ）
マルロン　32	ゴール	40　ルーカス・ロメーロ
フェルナンド・エリサーリ　○ バホス　○ ジョナタス　○ フィゲイレード　× マルロン　○	PK	×　ウィリアン ○　マテウス・エンリーキ ×　マルロン ○　ガブリエウ・バルボーザ −
バホス カウア・ジーニス フィゲイレード ミケイラス	イエロー カード	ガブリエウ・バルボーザ ルーカス・ロメーロ  エドゥアルド ウィリアン マルロン
ウィリアン・バチスタ	監督	レオナルド・ジャルジン
主審：　ウィウトン・ペレイラ・サンパイオ 会場：　エスタジオ・インデペンデンシア　（ベロ・オリゾンチ）