Copa América 2021コパ・アメリカ 2021

6日に行われる準決勝アルゼンチン戦を前に、コロンビア代表のレイナルド・ルエーダ監督が記者会見で対戦相手の印象などを語った。

同監督はまず、アルゼンチン代表を称賛して警戒感を示した。

「アルゼンチンは非常にコンパクトで成熟したチーム。それが近年は顕著で、前回のコパ・アメリカから選手とスタッフともにレベルアップしている」

「彼らを倒すには、バランスを崩すべく明確な戦略を立てて挑まなければならない。相手は強いし、難しい試合になるだろうが、困難を克服すれば素晴らしい決勝の舞台に立つことも決して不可能ではない。彼らに対する敬意を忘れず、戦いたい」

コロンビアはベスト4に残っているが、今大会はこれまでに5試合を終えて3ゴールしか取れておらず、低い得点力を批判する声も少なくない。ルエーダ監督は具体的な改善策については言及を避けて、「選手が自信を持って、それぞれの役割を果たし、効果的な攻撃を組み立てられるようにすることだ」と抽象的な表現でアルゼンチン戦への意欲をみせた。