CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

マラドーナ氏の一周忌に追悼を実施へ　併設イベントにはカフー、ダレッサンドロら豪華ゲストも出演予定

CONMEBOL（南米サッカー連盟）が国際カップ戦の決勝週に故ディエゴ・マラドーナ氏の追悼イベントをモンテビデオで開催へ

▲ 11月の第4週にウルグアイの首都モンテビデオで故ディエゴ・マラドーナ氏の追悼イベントを開催することになった（写真提供：Getty Images）

11月25日は、アルゼンチンサッカー界最大のスターであるディエゴ・マラドーナ氏の一周忌。CONMEBOL（南米サッカー連盟）は14日、故人の追悼を11月第4週に実施する意向を発表した。同時に、18日から26日にかけては、同連盟が主催する3つの国際カップ戦の決勝にちなみ、関連イベントをウルグアイの首都モンテビデオで開催することも併せて発表した。

CONMEBOLの発表によれば、イベントはモンテビデオの南端に位置するプンタ・カレータス灯台で行われ、そこでは「ConmebolTalks」という交流会を開催。ConmebolTalksは、サッカーファンが「エンターテインメントや南米サッカー界の偉人たちと直接話せて、意見交換ができる」場になるようで、元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロを初め、“ロコ”こと元ウルグアイ代表FWセバスティアン・アブレウ氏や元ブラジル女子代表MFホザーナ・アウグスト氏、元ブラジル代表DFカフー氏など蒼々たるメンバーが出席する予定になっている。

CONMEBOLがここまで力を入れる動機は、同連盟が主催する3つの国際カップ戦の決勝を7日間で一気に開催するにあたり、モンテビデオを「世界で最高の“サッカーの首都”」とブランディングする狙いがある。事実、モンテビデオは1930年に記念すべき第1回FIFAワールドカップの舞台としても広く知られる。CONMEBOLの声明は、下記の通り。

「もう一度、サッカー界のスターはモンテビデオと神話上のエスタディオ・センテナリオに微笑みかける。第1回FIFAワールドカップの決勝が行われたモンテビデオは今年、スダメリカーナと男女のリベルタドーレスの優勝チームを決める舞台になる。これはサッカー史上前例のない魅惑的なイベントの中心になり、そして世界のサッカーの発祥地ゆえに実現できることだ」

気温が16〜22度と暑くも寒くもない気候の下で開催される、3つの国際カップ戦の決勝。日程は下記の通り。

11月20日：スダメリカーナ決勝
11月21日：リベルタドーレス・フェミニーナ決勝（★）
11月27日：リベルタドーレス決勝
★…モンテビデオのエスタディオ・グラン・パルケ・セントラルで開催