
- Campeonato Gaúcho 2024カンピオナート・ガウーショ 2024

点の取り合いになった Gre-Nal は終了間際のPKで勝ち越したインテルナシオナウが勝利
カンピオナート・ガウーショ 2024 第10節 インテルナシオナウ 3-2 グレミオ

▲ 25分にマウリシオ(中央)が同点ゴールとなるシュートを打つ瞬間(写真提供:Lance!)
“Gre-Nal(グレ=ナウ)”と呼ばれる伝統のクラシコは、思わぬ形でインテルナシオナウが失点してしまう。14分、ヘイナウドが上げたクロスを処理しようとしたヘネがペナルティエリアでトラップミスを犯してしまい、キーパーの右側を転がったボールは自陣ゴールに入ってしまった。
それでもインテルナシオナウは25分、アラン・パトリッキからのパスを受けたマウリシオが前を向くと、ペナルティアーク付近から左足を振り抜いてゴールに流し込み追いついた。
互いに決定機を演出して迎えた後半も、一進一退の攻防は続いた。勝ち越しに成功したのはグレミオで、55分にグスターボ・ヌーニスからのパスを受けたパラグアイ代表MFマティアス・ビヤサンティがペナルティエリアで強引に最終ラインを突破。キーパーと1対1になったビヤサンティは右足で冷静に流し込んで 2-1 とした。

▲ ポルト・アレグレ伝統のクラシコ Gre-Nal はインテルナシオナウが制した(写真提供:Lance!)
インテルナシオナウは81分にチリ代表MFチャルレ・アランギスがペナルティエリアで左足を振り抜いたが、ボールはキーパーに阻まれてしまう。それでも後半のアディショナルタイムにアラン・パトリッキがワルテル・カンネマンとの交錯で転倒すると、主審はPKを指示。グレミオのイレブンはアラン・パトリッキの倒れた場所がペナルティエリアの外だったと主張したが判定は覆らず、アラン・パトリッキがPKを決めて激闘を制した。
クラシコを制したインテルナシオナウは首位を堅守。グレミオは2位につけている。
カンピオナート・ガウーショ 2024 第10節 (2024/02/25) | ||
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インテルナシオナウ | 3-2 | グレミオ |
アントーニ | GK | アグスティン・マルチェシン |
ファブリシオ・ブストス ビタン ホベルチ・ヘナン ヘネ |
DF |
ジョアン・ペドロ ホドリーゴ・エリ ワルテル・カンネマン ヘイナウド |
チャルレ・アランギス (ホムーロ) ブルーノ・エンリーキ (ルーカス・アラーリオ) マウリシオ (ルッカ) ワンデルソン (ウェズレイ) |
MF |
マティアス・ビヤサンティ ペペ ドゥ・ケイロス ドジ (クリスティアン・パボン ) |
アラン・パトリッキ エネル・バレンシア (ブルーノ・ゴメス) |
FW |
グスターボ・ヌーニス (ナタン・フェルナンジス) ジョアン・ペドロ・ガウボン (アンドレ) |
マウリシオ 25 ルーカス・アラーリオ 63 (PK)アラン・パトリッキ 90+7 |
ゴール |
14 ヘネ(オウンゴール) 55 マティアス・ビヤサンティ |
ファブリシオ・ブストス ヘネ ホムーロ |
イエロー カード |
ヘイナウド ナタン・フェルナンジス ワルテル・カンネマン |
エドゥアルド・コウデ | 監督 | ヘナット・ガウーショ |
主審: アンデルソン・ダロンコ 会場: エスタジオ・ベイラ・リオ (ポルト・アレグレ) |
2024.02.25
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