
- Liga Profesional de Primera Divisiónウルグアイ1部リーグ

優勝を逃したことへの引責辞任 アルアバレーナがナシオナルを去る
ナシオナル・モンテビデオのロドルフォ・マルティン・アルアバレーナ監督が辞任を発表

▲ 12月15日の最終節で逆転負けを喫し、ピッチサイドでうなだれるロドルフォ・マルティン・アルアバレーナ監督
ロドルフォ・マルティン・アルアバレーナは1975年生まれの38歳。現役時代はディフェンダーとして活躍した。アルゼンチンの名門ボカでキャリアをスタートさせると、2000年からの7年間はスペインのビジャレアルでもプレイした。2010年に現役を引退し、2011年にはアルゼンチンのティグレで監督としてのキャリアを始めた。ナシオナルの監督に就任したのは今年の3月末だった。
ナシオナルのエドゥアルド・アーチェ会長は「優勝を逃した責任は監督だけの話ではない。辞める必要はない」としてアルアバレーナ監督に慰留を促したが、同監督の意志は固かった。今回の引責辞任について同監督は次のように述べている。
「この前期は優勝できていたはずのシーズンだった。そして勝てば優勝できた重要な試合で結果を残せなかったのは、私の責任。優勝を信じて応援してくれていたインチャに顔向けができないし、これ以上はここで監督を続けられない。今後のチームを考えると、監督を代えて一新することがベストであるという判断に至った。辞意はまず会長、そして次に選手に伝えた」
辞任の理由をそのように述べた上で、同監督はクラブとインチャに謝意を表している。
「会長を初め、選手、スタッフ、そしてインチャのすべてに恵まれていた。1年足らずの任期ではあったが、様々なサポートをして私を支えてくれたことに心から感謝している。ナシオナルは素晴らしいチームであり、必ずや近いうちにタイトルを獲れると確信している」
2013.12.16
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 9月7日からリーグの公式戦が中断しているウルグアイ 最低年俸のアップを求めてのストライキが理由ウルグアイ1部リーグ 2023
- 肉を食ってこそのウルグアイ W杯期間中カタールに約1トンのウルグアイ牛を供給する調整で一致ウルグアイ代表
- ナシオナルが2022年の年間王者に君臨 ウルグアイ代表FWルイス・スアーレスは2ゴールで優勝に貢献ウルグアイ1部リーグ 2022
- 名門ナシオナルが最終節を待たずに優勝決定 ルイス・スアーレスは家族らと記念撮影に興じるウルグアイ1部リーグ 2022
- ウルグアイ代表FWルイス・スアーレスのボレーシュートで接戦を制したナシオナルが首位に返り咲きウルグアイ1部リーグ 2022