Copa América 2021コパ・アメリカ 2021

CONMEBOL（南米サッカー連盟）は2日、ブラジルで開催されるコパ・アメリカ 2021 の詳細を発表した。

コロンビアに続きアルゼンチンでも開催不可能になった同大会は、日程については当初の予定通り6月13日開幕、7月10日閉幕。そして、現在開催中のブラジレイロン・セリエA（ブラジルのトップリーグ）の運営を考慮してか、リオ・デ・ジャネイロを除くほとんどの主要都市ではコパ・アメリカの試合を開催しない措置が執られた。

リオ・デ・ジャネイロについては決勝がマラカナンで、それ以外の試合はエスタジオ・ニウトン・サントス（通称：エスタジオ・ド・エンジェニョン）で行われるが、同都市をホームタウンとするフラメンゴとフルミネンセのホームゲームは、同市内に公式戦の開催可能なスタジアムがいくつもあることから、大会期間中はエスタジオ・ルーゾ・ブラジレイロやサン・ジャヌアーリオなどで代替される見込みだ。

時差に関しては、4都市のうちマット・グロッソ州の州都クイアバーだけが他の都市より1時間遅いが、グループステージの最終節はその時差も計算しての同時刻開催が組まれている。

グループ分けについても変更はないが、グループの名称は改められている。二カ国共催の計画時はアルゼンチン開催のグループを「南ゾーン」、コロンビア開催のグループを「北ゾーン」としていたが、ブラジルでの一カ国開催になったことにより開催地に関して南北の区別がなくなったことから、それぞれ「グループA」、「グループB」と称されることになった。