- Campeonato Mineiro 2023カンピオナート・ミネイロ 2023
年齢などただの数字 元Jリーガーの36歳フゥキが決めた直接フリーキックの球速が話題に
8日に行われた試合で元Jリーガーのブラジル代表FWフゥキが決めた直接フリーキックの球速
▲ ブラジル代表FWフゥキが直接フリーキックを決める瞬間(写真提供:YouTube)
【動画】フゥキが決めた直接フリーキックが時速119kmとされる弾道 【YouTube】(外部)
2023年2月8日、フゥキは1試合でフリーキックを2本決めた。同選手が1試合で複数のフリーキックを決めたのは、2010年8月にUEFAヨーロッパリーグのヘンク(ベルギー)戦で決めたFCポルト時代での2本以来となった。2023年2月8日の試合後、フゥキは次のようなコメントを残している。
「興奮した。試合では練習と同じ現象が起こって、とても幸せだった。昨日も(フリーキックの)練習をして、決めたらパトリッキとエデニウソンがそばにいて、『今みたいに強く蹴ったら、止められるはずがない』と言われたんだ。(その言葉を思い出して)私は(2本目のフリーキックを)強く蹴った」
補足までに、アトレチコ・ミネイロで直接フリーキックを複数決めた直近の選手は、2017年12月3日のブラジレイロン( vs グレミオ戦)でのベネズエラ代表MFロムロ・オテーロ。チームはこの日勝ったが、翌年のリベルタドーレス出場権は獲得できなかった。補足までに、元ブラジル代表FWホナウジーニョ・ガウーショもアトレチコ・ミネイロで、1試合に複数のフリーキックを決めている。
ちなみに、8日の試合でフゥキが決めた2本目の直接フリーキックは、球速で「時速119km」を計測。フゥキにとって36歳という年齢などただの数字でしかなく、ピッチで壁になる選手からすればたまったものではない。
◆ フゥキ (フッキ)
- 本名:
- ジバニウド・ビエイラ・ジ・ソウザ
- 生年月日:
- 1986年7月25日生まれ()
- 出身:
- ブラジル(パライーバ州カンピーナ・グランジ)
- 身長:
- 180cm
- ポジション:
- フォワード
2004年にビットーリアの下部組織からトップチームに昇格したが、2試合しか出場せず。当時は左サイドバックとして起用されたほか、中盤や右ウイングなどでも試される選手だった。2005年に期限付き移籍で川崎フロンターレに加入すると、出場機会こそ少ないながらも結果を出して翌年には完全移籍で加入。フロンターレからのレンタルで加入したコンサドーレ札幌でゴールを量産すると、翌2007年には東京ヴェルディでも37ゴールを叩き出してJ1昇格の原動力に。2008年に日本を離れると、FCポルト(ポルトガル)やゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)と欧州でもゴールを量産。2016年には上海上港(中国)にも渡った。2020年12月に契約満了で上海上港を退団後はフリーだったが、翌月末にアトレチコ・ミネイロへの移籍が決定。登録名の「フッキ」とは本人が幼少期に愛読していた超人ハルクの主人公ハルク(Hulk)で、母親が名付けたニックネーム。Jリーグでは「フッキ」と呼ばれたが、ブラジル・ポルトガル語では(直後に母音がないときの)Lをウ発音するため、当サイトでは「フゥキ」と表記する。ブラジル代表。
※ 関連記事
2023.02.09
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 元Jリーガーのブラジル代表FWフゥキのPKなどで逆転したアトレチコ・ミネイロが州選手権5連覇カンピオナート・ミネイロ 2024
- フゥキのゴールなどで2点をリードしたアトレチコ・ミネイロ クルゼイロが終了間際に追いついて引き分けカンピオナート・ミネイロ 2024
- ベロ・オリゾンチのクラシコ初戦はブラジル代表FWフゥキのゴールなどでアトレチコ・ミネイロが先勝カンピオナート・ミネイロ 2024
- 敵地に乗り込んだクルゼイロがクラシコを制す アトレチコはフゥキを中心に攻めるも無得点カンピオナート・ミネイロ 2024
- 移籍を希望しているマストリアーニが所属チームの開幕戦で5ゴール躍動 移籍への影響は?カンピオナート・ミネイロ 2024
- 元JリーガーのフゥキがPKを含む2ゴールで得点王に 勝ったアトレチコは4年連続48度目の州選手権優勝カンピオナート・ミネイロ 2023
- 2点差を追いつかれたアトレチコ・ミネイロ 元Jリーガーのフゥキが土壇場にゴールを決めて先勝カンピオナート・ミネイロ 2023
- クルゼイロに競り勝ったアメリカ・ミネイロが決勝進出 タイトルを懸けてアトレチコ・ミネイロと対決へカンピオナート・ミネイロ 2023