Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

ロベルト・マンチーニ監督との確執からインテル（イタリア）を退団することになったイタリア代表FWパブロ・オスバルドが、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスへ移籍。11日にブエノスアイレス入りしたオズバルドは、ボカでプレイする喜びを「最大の夢」と表現した。

1986年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたパブロ・ダニエル・オスバルドは、2005年に地元の名門ウラカンでデビューすると翌2006年にはアタランタ（イタリア）へ移籍。その後イタリア国籍を取得すると、U-20 イタリア代表に選出されて以降 U-21、U-23、A代表とステップアップしていった。2013年からはサウサンプトン（イングランド）が権利を所有しているが、チームメイトと喧嘩したこともあって昨年はユヴェントス、インテルとイタリアの強豪チームに期限付き移籍をしていた。

この度6ヵ月の期限付きでボカに加入することが決まったオスバルドは、自身の生まれ故郷であるブエノスアイレスのエセイサ国際空港に到着。待ち構えていた報道陣に囲まれると、オスバルドはボカでプレイする喜びを「とても幸せだ。ボカでプレイすることは私の人生における最大の夢だった。偉大な名門の一員になれることを誇りに思う」と述べた。

オスバルドはエセイサ国際空港からブエノスアイレス市内の中央病院に直行。ボカに合流すべく健康診断を早急に済ませた上で、記者会見を開いた。

「ラ・ボンボネーラでは興奮してしまうかもしれないが、落ち着いてプレイしたいと考えている。早くコンディションを上げてボカのためにゴールを決めたい」

オスバルドは11日の深夜に自身の twitter でも「今私は人生最高の幸せを感じている。この喜びが成長し続けることを願っているよ！DALE BOCA! DALE BOOOO!」とハートマークを添えてツイートしている。

オスバルドは12日に黄色いビブスを着てチーム練習に合流しており、ボカに溶け込もうと努力している。今週から開幕する国内リーグとコパ・リベルタドーレスでオスバルドの雄姿が見られる日は近そうだ。