- Torneo Grita México Clausura 2022メキシコ1部リーグ 2022 後期
被害者死亡なら殺人罪適用で厳罰必至 最長で50年の懲役刑もありうると現地の女性裁判官が説明する
ケレタロ州高等裁判所のマリエラ・ポンセ裁判官がスタジアムでの乱闘事件で犯人の最長刑期について言及
▲ 5日にケレタロのエスタディオ・コレヒドーラで発生した暴動の一幕(写真提供:ESPN)
ケレタロ州高等裁判所のマリエラ・ポンセ裁判官は、入院中の被害者が仮に死亡した場合、容疑者の刑は重くなると説明。
「現在重篤な状態である被害者が死亡した場合、殺人罪で15〜50年の懲役に処せられる」
アトラスのインチャ(サポーター)であるエステバン・ラソル・エルナンデスさんは現在、ケレタロ総合病院に入院中だが、危篤状態から回復できていないという。
▲ ケレタロでの事件について容疑者の最長刑期に言及したケレタロ州高等裁判所のマリエラ・ポンセ裁判官(写真提供:ESPN)
「暴行の関与を示す写真や映像が提出されているが、10人のうち2人については司法当局が“確実性”がないと判断されたため、釈放することになった」
釈放された2名は、他の容疑者8名とともにサン・ホセ・エル・アルト刑務所に収監されたものの、24時間以内に釈放された。
同裁判官によれば、他に逮捕状が出ている14人の捜査を続けている一方で、ケレタロに対しての刑事責任はここまでに問われていないとのこと。(後日、ケレタロの刑事責任も問われる見込み)
※ 関連記事
- スタジアムでの暴力反対 グアダラハラでの抗議デモにはチーバスやモンテレイなどのインチャも集結
- スタジアムでの暴力根絶はどうすべき? 現地の有識者は国(政府)の能動的な介入の必要性を主張
- 新たに3人逮捕した一方で2人を釈放 そのうち一人は当日ウェイターとして結婚式場で勤務していた?
- 『もう生きられない』『ここで死ぬんだ』 ケレタロでリンチされた被害者が語った数分間の戦慄
- 先の事件で胸を痛めたコロンビア代表キーパーが病院を訪問 被害者へのお見舞いで病室をいくつも回る
- 地元当局による徹底的な捜索により計14人の容疑者逮捕に至る 残り12人も逮捕に向けて捜索を継続
- 暴動への制裁発表 没収試合でケレタロの負け、1年間無観客試合、役員の業務停止など複数の処分
- 「“男性”の暴力は制御不能」「男らしさを履き違えた有毒性の証左」 女性活動家の持論に批判渦巻く
- 多数の死傷者(?)が出た現場で早急な試合中断を訴えたウルグアイ人キーパーの言葉を主審が無視
- ケレタロのスタジアムで重大な暴動発生 ケレタロのインチャが原因とみられ多数の死傷者が出る惨事に
- 【コンテンツページ】リーガMX(メキシコ1部リーグ)2022 後期
2022.03.09
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 上位勢同士の直接対決 終盤にはカウンターの応酬もあったが勝ち点1を分け合う結果にリーガMX (メキシコ1部リーグ) 2024 後期
- 元アルゼンチン代表MFエドゥアルド・サルビオの2ゴール1アシストでプーマスUNAMが快勝リーガMX (メキシコ1部リーグ) 2024 後期
- 昨年末に前期も優勝しているクルブ・アメリカが白星発進 サルバドール・レイェスが2ゴールで貢献リーガMX (メキシコ1部リーグ) 2024 後期
- 延長戦で大きく動いた大一番 3ゴールを奪ったクルブ・アメリカが5年ぶり14度目の国内リーグ優勝リーガMX (メキシコ1部リーグ) 2023 前期
- 先制されても早めに追いついたティグレスUANLが決勝進出 プーマスUNAMは終盤に退場者を出して敗退リーガMX (メキシコ1部リーグ) 2023 前期
- フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックの2ゴールなどでティグレスがクラシコを制すリーガMX (メキシコ1部リーグ) 2023 前期